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医院経営のトータルサポート

医院経営の
トータルサポート

株式会社 メディカルアドバンス
専務取締役 本多 裕樹 インタビュー
2021.2.17
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by 五味 洋平(→記事

2004年設立。2008年に歯科・医科医院の「内覧会プロデュース」を事業として確立させたパイオニア企業であり、現在は医療業界だけではなくスポーツジムやモデルルームなど様々な業種に内覧会事業を展開。年間350件以上、累計3,000件を超える内覧会の実績数は同業他社を圧倒する。さらに近年は事務長業務の代行・院内ミーティングのファシリテート・歯科衛生士の副業&転職サービス・マウスピース矯正装置の企画販売など「医院の経営サポート事業」も手掛けている。

――本日はよろしくお願いいたします。御社では内覧会や経営サポートなど様々な事業を行っていますが、現在メインとしている事業は何でしょうか?

(本多)メインとしているのは、歯科医院の内覧会プロデュース事業となります。

――ちなみに内覧会って要は何なんですか?

(本多)内覧会とは一般的に、店舗の開業・移転・リニューアル時に地域の人達に「認知」をしてもらう為のプロモーション活動になります。

――なるほど。歯科医院の内覧会をプロデュースする仕事って具体的にはどんな事をしていくのですか?

(本多)流れでご説明させていただくと・・・
 (1) まずは、開業する立地条件を加味した営業戦略の資料を作成し、お打ち合わせをさせていただきます。その資料を基に先生の想いや得意分野を確認させていただきながら内覧会のチラシ制作を致します。
 (2) 次に、そのチラシを使用して「ポスティング」「新聞折込み」「口コミを広げながらの手配り」「人が集まる施設での配布」「周辺企業へPR」など広報活動を行います。
  (3) そして、内覧会前にはスタッフ様に対してミーティングを行います。先生のファンを増やしていく為のレクチャーや、当日のロールプレイング等をさせていただきます。
 (4) 内覧会当日は、目標の数字に向かって、みんなで一所懸命に呼び込みをする。
 と、いった事をやらせていただいております。

――ちなみに、口コミをしながら手配りってどんな感じなんですか?

(本多)チラシを手配りする時には「こんな想いがあって開業します」とか「こんな治療が得意です」とか「先生はすぐそこの小学校の出身です」などの情報を伝えながら口コミが広がるように配布しております。

当社は内覧会事業のパイオニアとして3,000件以上の内覧会を全国で実施し、医院開業のサポートをしてきました。

――他にも内覧会事業をやっている会社ってあるんですか?

(本多)はい。ありますよ。

――同業他社と比べて御社の強みは何になりますか?

(本多)当社は内覧会事業のパイオニアとして3,000件以上の内覧会を全国で実施してきました。その実績を基に様々な案件や状況にきめ細やかに対応できる事が強みになります。
 あとは東京、大阪、名古屋、福岡に拠点があり、全国対応が出来る事も当社の強みになります。

――実際、内覧会を行うとどのくらいの効果が見込めるんですか?

(本多)1都3県の当社内覧会実績の平均値は、来場者:約423名(3日間)予約数:約45名(来場者の約13%程度)になります。
 そして、内覧会での予約数×2.5~3倍が1ヵ月の見込み患者数となっております。
 また、来場者の70%が一年以内に来院してくれるという統計が出ています。
(本多)内覧会をしない歯科医院は大体2~3年は損益分岐点を下回ると言われておりますので、その分の運転資金を持って開業される事が多いのですが、私たちの内覧会を開催する事によって1年以内に損益分岐点を超えていく事も十分可能です。

――多数の実績に基づくデータは説得力がありますね!

(本多)今言ったのはあくまでも平均値になりますので、“翌月から損益分岐点を超えた”という事例も多数あります。

――御社の集客はどのようにされておりますか?

(本多)昔は口コミで内覧会をした先生からご紹介をいただく事がメインでしたが、弊社に営業部をつくってからは、医療機器販売会社・医療機器メーカー・医療関係のクライアントが多い会計事務所にアプローチさせていただいて、そこからご紹介を多くいただいております。

当社は「医院の開業サポート企業」から「医院経営トータルサポート企業」へと事業展開していきます。

――本多さんが会社に入ったのはいつからですか?

(本多)2014年からになります。

――それまでの経歴もお聞きしてよろしいでしょうか?

(本多)2004年に母親が今の会社を起業しまして、私はその頃は学生でした。当時からメディカルアドバンスは歯科業界向けの事業をしていたので私は大学卒業後、研鑽を積む為に歯科業界の企業へ就職しました。
 2008年にはメディカルアドバンスは内覧会事業を確立させて順調に業績を伸ばしていったのですが、2014年に当時の専務兼管理部長が会社を辞めた事で社内統制がとれなくなりつつあった状況だったようです。
 そこで、代表である母親と会社の顧問を務めるコンサルタントから「すぐに会社に来て手伝ってほしい」と私に相談がありました。
 当時私は福岡にいたのですが、当時の勤め先にも何とかお願いをして急遽メディカルアドバンスへ入社したという流れになります。

――入社してからは、どのような感じだったんですか?

(本多)管理部長として入社してから私なりに一所懸命やらしていただき、体制を整理する事ができました。その後は、営業部長→大阪オフィス所長→管理部長(再任)を経て現在は専務取締役兼セールスプロモーション部の部長をしております。

――会社の理念ってなんですか?

(本多)「健康寿命の延伸」を目的に「予防医学の啓蒙」をしていく企業として日々医院の経営をサポートする仕事に取り組んでおります。

――本多さんが仕事をする上で大切にしている事はなんですか?

(本多)私も会社と同様です。
 私が健康寿命という言葉を意識したのは、歯科についての見識を深める為に参加したセミナーで見た動画がキッカケになります。その動画は人生のラスト10年を「健康で過ごす人」と「そうではない人」を比較した短い動画だったのですが、こんなにも違うのかと私は衝撃を受けました。
 そのことで「健康寿命の大事さを世に伝えていく事」が私個人としても仕事の目的となりました。

――本多さん自身もやはり健康に気を遣っているんですか?

(本多)・・・私も健康寿命や予防医学の重要性を発信しようとする立場にも関わらず不健康な体つきなので・・・今、自分の健康寿命も伸ばすためにダイエットをしています。
(本多)2021年7月までに目標体重が達成しなければ代表からは辞職しろとも言われていますので頑張ります(笑)

――今後のビジョンは?

(本多)当社はお取引先様から「内覧会事業の会社」という事でご認識いただいていると思うのですが、今後は「医院の経営サポート事業の会社」という認識に変えていけるようにしていきたいです。
 具体的には内覧会で「開業のサポート」をするだけではなく、事務長業務の代行・院内ミーティングのファシリテート・歯科衛生士の副業と転職サービス・マウスピース矯正装置の企画販売など「開業後の経営についてのサポート」にも現在取り組んでおります。

――最後に一言お願いします。

(本多)当社では、現時点では開業を意識していない歯科医師の方にも経営に対しての知識をお伝えしていければと考えておりますので、歯科の勤務医の方は是非お問い合わせください。
 「3,000件以上の開業サポート実績のある当社が、開業後の具体的な成功例や失敗例をお伝え致します!」

社名 株式会社メディカルアドバンス
URL https://www.medical-advance.com/
名前 本多 裕樹(Hiroki Jesse Honda)
   1986.10.12生まれ
役職 専務取締役
出身 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
趣味 テニス・ゴルフ・マンガ・カラオケ
最近 ダイエット始めました。
今後 子供がもう少し大きくなったら一緒に公園で遊びたい。
オススメ 「生き方」稲盛和夫著

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