有限会社プリベント

Professional No.10

―まずは、御社の事業概要について教えてください。

弊社は損害保険と生命保険の代理店業をやっております。

―今、一番力を入れている事は何ですか?

一番は損保事業になります。
損害保険は生命保険とは違い賠償がメインになるので“第三者”がいます。ですので、実際に事故を起こしてしまった時にまずどうしたらいいのかと気が動転してしまう方も多いんですね。そこをしっかりと手助けさせて頂く事でお客様との信頼関係が築けるように日々活動しております。

―「しっかりした手助け」とはどんな対応ですか?

弊社では、保険は「早さ」が重要であると考えて対応しております。
弊社では保険はお客様に満足をしてもらうものではなく「不満や不安を取り除く事が出来るもの」という考え方でやっております。なので、いかに早く不満や不安を取り除く事が出来るかという事を重要視しています。

―確かに!困った時の早い対応は本当に有難いですよね。

―他にも御社の強みって何かありますか?

お客様にとって「なんでも気軽に聞ける」担当者がいるというところが弊社の強みでありお客様に選んでいただける最大の理由であると考えています。
弊社の担当者は、お客様と“携帯電話”や“ライン”“フェイスブック”で繋がり、保険以外の事でも家族・友人・知人の事でもなにか困っている事があれば「相談にのってくれないか」という連絡が気軽に出来るような関係性を築いていけるようにしております。

―なんでも気軽に相談できる人っていいですよね。

困った事があってもいきなり弁護士や役所に相談する方は少ないので、その手前の段階で気軽に相談ができる先としてお客様にはメリットに感じて戴けていると思います。

―お客様と信頼関係を築く上で心掛けている事は何ですか?

一般的に保険を買ってくれるのは担当者の親族→親友→友達→知人といった順番で成約率が高いと言われています。
弊社の方針として、ご新規のお客様の親族になることは出来ないので「親友と思って頂けるように行動しようと社員一同心掛けています。

―ちなみに最近ネットで安く入れる自動車保険とかCMで見ますが、アレってどうなんですか?

人それぞれ合った保険があると思いますので、自分で理解して契約内容を決められる方や、事故にあった場合に保険会社にすべて任せる、もしくは自分で交渉できる方であれば選択肢としては有りだと思いますよ。

―具体的なお客様のエピソードを聞かせていただけますか?

最近で言うと2019年の大型台風で屋根が飛んでしまうという被害にあわれた千葉県のお客様のお話ですが・・・甚大な被害でしたので修繕する業者からの見積もりや状況写真がなかなか出てこない状況でかなりご不安を感じていたのですが、業者の書類が提出されてから弊社で頑張りまして・・わずか“1週間”で保険金のお支払いをする事が出来ました。

あとは、お客様が車を売りたいと希望していたので、高く買ってくれるところを探したりもしましたね。車を売却してしまえば弊社で加入した損害保険も解約になりますが、弊社ではあくまでも「友達感覚でのお付合い」を大事にしています。

―新規のお客様の獲得はどのようにされていますか?

既存のお客様からのご紹介です。新規顧客獲得の飛込営業とかはやっていないです。
やはり日頃からお客様と友達のような付き合いをさせていただいて、事故の際には素早い対応をする事で信頼もして戴けていると思いますので、それがご紹介に繋がっているのではないかと思っています。

―今のお仕事を始めたのはいつからですか?

元々日産自動車のディーラーで働いていたのですが、その時に私が付帯業務として損害保険の取り扱を始めたのが1998年からです。今の会社に入って保険業を本業としたのは2004年からになります。

―保険を本業とした一番のキッカケは何ですか?

ディーラー時代に保険の取り扱いを始めて、自分で保険の勉強をしていく中で単純に「面白かった」のが一番のキッカケですね。それで、もっと知りたいと思うようになって本業にしました。

―保険の勉強って面白いんですか?

損害保険は「賠償」というところで法律が深く関わってきまして、感情論では“やった”か“やられたか”というだけの話になるのですが、法律だと“3割は悪い”とか“7割は悪い”といった割合があるんですね。
その割合が損害保険の場合にはお金に直結する重要な事になりますので、お客様の過失割合が妥当ではないと思う場合には保険会社と交渉したりします。
その交渉で3割だったお客様が1割になった場合にはやっぱり達成感がありますので、その為の勉強は特に好きです。

―示談交渉とかもされるのですか?

いえ、弊社は代理店になりますので相手方と直接示談交渉等のお話をすることはできません。ですが、保険会社と話すことは出来きます。
相手方の保険会社へは当方の保険会社の担当者と連携して交渉していく形になりますね。

―仕事をする中で意識している方っていらっしゃいますか?

特別意識しているというわけではないですが、石川県で加賀友禅の着物などの仕事をしている大学の同級生がいまして、いろいろな事業展開をしているのをSNSで見るので刺激をもらっています。
自分も彼も大学で学んだ事とは全く別の仕事をしているのでその部分で少し意識をしているのかもしれません。

―今後のビジョンを教えてください。

弊社は今後も“お客様のためになると思うことをやり続ける”を基本理念として活動し、他の保険代理店様とも協力し合いながら地域の核となる保険代理店になることを目標にしています。

―新田さんの個人的な今後のビジョンも教えてください。

仕事に関しては、自分がやっている事を弊社社員が誰でも出来るという仕組みを作っていきたいです。
個人的には湘南あたりの海の見える広い土地に平屋の一軒家とガレージを建てて住みたいです。仕事はやはりプライベートを充実させる手段ですので実現していきたいですね。

―最後に一言お願いします。

今入っている保険の担当者が「なんでも気軽に質問できるような関係性ではない」ようであれば是非私にご相談下さい!

例えば、父親の車を子供も運転するようになった時に自動車保険の年齢条件の変更を失念し、子供が事故を起こし対象外になってしまったりする事例も耳にします。
そうなる前に“何か少しでも条件が変った時”にパッと思い出してくれて気軽に聞けるような担当者がいれば対象外にならずに済みますよね。そういった存在になるべく仕事をしておりますので宜しくお願い致します。

あと、「保険会社の対応や説明に納得が出来なかったけど反論できずに終わってモヤモヤした経験」がある方も一度私にご相談下さい!

弊社は保険会社ではなく保険代理店ですので、お客様の代理として保険会社と交渉する立場でもありますので納得いくまでお付合いしますよ。

社名 有限会社プリベント

社名の由来 「損害を最小限に抑える」

役職 取締役
URL https://prevent-jp.com/
経営理念 「お客さまのためになると思うことをやり続ける企業になる」
名前 新田 興次 Nitta Okitsugu
生年月日 S50.5.8
出身 広島県
出身校 芝浦工業大学
趣味 ドライブ・旅行
休日の過ごし方 子供の相手
最近買ったもの チワワ
10年前と変わった事 酒を飲むようになった事・人生の考え方が固まった
おすすめの本 天切り松シリーズ(浅田次郎)
良くいくお店 セナラ大宮店(焼肉屋)・ダンジー餃子
尊敬する人 言行一致の「父親」

2020.3.23 Interviewer 川崎 浩平 assistant 岩村 碧

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