Professional No.22

パーソナルブランディングスーツとは

パーソナル
ブランディング
スーツとは

オーダースーツ
鈴木 晃大 インタビュー
2020.11.28 Interviewer 川崎 浩平

「パーソナルブランディングスーツ」を提供する事をコンセプトにオーダースーツを販売している鈴木晃大様にインタビューさせていただきました。

――まずはオーダースーツと量販店で買うスーツは何が違うのですか?

(鈴木)スーツは色や柄が重要視されがちですが、スーツで一番重要なのは“サイズ感”になります。サイズが合っていないと高級スーツであっても安物に見えてしまったりするので、自分の価値をより高めたいと考えている方の多くはオーダースーツを着用していただいていると思います。

――鈴木さんが提供している「パーソナルブランディングスーツ」ってどういったものになるのですか?

(鈴木)パーソナルブランディングスーツは単に見た目のいいオーダースーツをつくるのではなく個人の目的や目指す未来に対して成果を出す事を目的に仕立てるスーツになります。

――どうやって成果を出すようなスーツをつくるのですか?

(鈴木)仕事内容や目標など20以上の項目を徹底的にヒアリングさせていただきまして、その方が求める成果につながるスーツをご提案しています。

――なるほど!単純に好みの色とか柄を聞いてスーツをつくる訳ではないんですね。

――スーツを注文する流れとしてはどんな感じですか?

(鈴木)流れとしては、まずヒアリングでスーツのイメージを固めます。そして、それに基づいた生地や襟・裾・裏地などのディティールをご提案して採寸します。採寸もイメージによってサイズ感が変りますので調整を行っていきます。そしてご発注いただいてから35日から40日後に納品と言う流れになります。
 納品時にはスーツを着た写真も撮影させていただいております。

目標を持っていろいろと活動している若手の方々と、スーツの事だけではなくいろいろと交流していきたい

――実際のお客様の事例もお伺いしたいです。

(鈴木)例えば、新卒の不動産投資営業の方の例ですが、お客様となる方が年上の方になりますのでなかなか“信頼感”や“安心感”を与える事が難しいと悩んでいました。
 その方は普段ネイビー系のスーツを好んで着用されていたのですが、私は落ち着いたグレーやブラウン系の色で信頼感や安心感を演出するご提案をしました。
 その効果もあってか、ご納品後すぐに契約が決まったとご連絡いただきまして、その後も倍近い売り上げを達成できたとの事です。

――営業職の方はやはり最初の印象が大事ですもんね。ちなみに営業職以外の方の例もありますか?

(鈴木)そうですね。ケータリングのお寿司屋さんの方の例なんですが、業種的に普段からスーツを着るイメージがないので、逆にそのギャップを使って営業職で王道のネイビーのスーツをご提案しました。
 その方は普段お客様に対して提案する時や人脈作りの交流会へ参加する際に、普段着が多かったようなんですが、私がご提案したガチガチの営業職のようなオーダースーツを着て営業するによってお客様へ覚えてもらえるようになり、仕事が増えたと喜んでもらった例があります。

(鈴木)あとは、若手の映像クリエイターの方の例です。その方もスーツを着るような業界ではないので通常は普段着で仕事をしているのですが、私はダブルのグリーン系スーツでバチバチに決めてもらうというご提案をいたしました。
 クリエイターらしからぬ“ダブルのスーツ”という事と、クリエイターらしくあまり着ている人がいない“こだわりのグリーン系”のスーツを着て打合せ等に行く事で、スーツをキッカケに仕事に繋がっていると喜びの声をいただけました。

――普段仕事でスーツを着ない方がバシッとオーダースーツを着こなしていたら、確かにかっこよく見えるし、仕事に繋がりそうですね!

(鈴木)そうですね。今はあらゆる業界でスーツを着なくなっているので、逆にオーダースーツを着ていると目立ちますね!

――確かに!スーツ全体の需要は今後減るかもしれないですが、大事な仕事とか勝負の時に着るスーツとして「パーソナルブランディングスーツ」は逆に需要が増えそうですね!

(鈴木)はい。普段から着るスーツの需要は減少するとは思いますが、だからこそ今後は自分を高めたい時や勝負の時に着る特別なスーツの需要が高まっていくかと思います。

――オーダースーツというと社長さんってイメージも有るのですがそういった方とかもお客さんでいるのですか?

(鈴木)もちろんいますよ。例えばメディアに出るような人材会社の社長さんのスタイリングもしていまして、その方はテレビとかに出演される際も自然体な感じで映るようにしています。

――集客はどのようにされているのですか?

(鈴木)メインはお客様からのご紹介になります。あとは交流会などに足を運んでいろいろな方に私を知ってもらえるように活動しています。

――実際に効果とか結果が出ているからこそ紹介があるんでしょうね!

(鈴木)はい!これからもお客様からご信頼いただけるようにやっていきたいです。

――いろいろなお客様がいるとは思いますが、その中でもどのような方が多いですか?

(鈴木)年齢で言うと20~35歳の私と同年代の方が多いですね。それは目標を持っていろいろと活動している若手の方々と、スーツの事だけではなくいろいろと交流していきたいと私が考えているからになると思います。

――職業的にはやはり営業の方や経営者の方がお客様として多いのですか?

(鈴木)そんな事もなくて、いろいろな職業の方のご紹介をいただいております。これからは同じ会社で一生勤めるというような時代では無くなってきていますので、みなさん個人の生き方をどうするべきか考えていらっしゃいます。
 その中で自己ブランディングのひとつとしてパーソナルブランディングスーツを活用される方は多いです。

お客様が求める未来を創り出すツールとしてのスーツを提供しています

――いつから今のオーダースーツビジネスをやっているのですか?

(鈴木)大学在学中の21歳の時からやっています。

――学生の時からやっているんですね!

(鈴木)はい。もともと起業したいという思いが高校生のときからありまして・・当時からいろいろな社長さんに話を聞かせていただく中で、自分がやるべき事を考えたときに「人と密接に関われる仕事」である事と「自分が興味のあるファッション」をビジネスにしたいという思いに至りましてオーダースーツを始めました。

――オーダースーツの中でもパーソナルブランディングスーツをやろうと決めたキッカケは何ですか?

(鈴木)もともと昔はスーツを持っているという事自体がすごい事であり、富裕層の証のようなものだったのですが、今はだれでも手軽にスーツを持てる時代になっています。なので、私はスーツという“モノ”自体に価値を見出すのではなく、スーツを着た後の“結果”にフォーカスしていきたいと考えてパーソナルブランディングスーツをやろうと決めました

――苦労した事はありますか?

(鈴木)苦労という訳では無いですが、オーダースーツはやはりサイズ感が重要になりますので、採寸の際はかなり気を遣ってやっています。

――今後のビジョンは?

(鈴木)私の地元である千葉県をもっと活性化していきたいと考えております。今後千葉で起業したいと考えている若手の方にチャンスを提供できるような場を作っていきたいです。その為に今のオーダースーツというビジネスで、いろいろな方と繋がりをもっていければと考えております。

――最後に一言お願い致します。

(鈴木)私はお客様が求める未来を創り出すツールとしてのスーツを提供しています。特に20代30代の方で“結果を出したい”“いろんな人に興味を持ってもらいたい” “もっともっと先を目指したい”とお考えの方にはスーツを通してお役立ち出来ますので、まずはお話の機会をいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

名前 鈴木 晃大(スズキ コウダイ)
WEB https://lin.ee/wybgZHQ
生年月日 1996.7.29
出身 千葉県八街市
出身校 県立四街道高校―国士舘大学経営学部経営学科
保有資格 スキューバダイビング
趣味や休日の過ごし方 ゴルフ、ドライブ、野球
最近始めた事 ゴルフ、算命学
学生時代と変わった事 勉強が好きになったこと
人にオススメしたい事 たくさん人と出会うこと

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