Professional No.28

アドカルチャー・ワークスのポータルサイト事業
NEO SENIOR ―ネオシニア―

アドカルチャー
ワークスの
ポータルサイト事業

NEO SENIOR
―ネオシニア―

株式会社アドカルチャー・ワークス
代表取締役/クリエイティヴディレクター
斎藤 誠 インタビュー
2021.01.27
Interviewer 川崎浩平 / assistant 藤田紘子

東京都千代田区にオフィスを構え、WEB、映像、印刷物の企画・デザイン・制作からデジタルサイネージ(電子看板広告)、ポータルサイトなど様々な広告制作事業を展開されている株式会社アドカルチャー・ワークス 代表取締役 斎藤 誠様にインタビューさせていただきました。

――まずは御社の強みや特徴から教えてください。

(齋藤)当社の強みは一般企業との取引だけではなく、社会インフラ企業や公益財団法人、国立大学など「公共機関」のWEB、映像、印刷物などを数多く手がけてきた“実績”になります。

――なんでそんなに公共機関との多く取引が出来るんですか?

(齋藤)入札案件なので、毎回他社との競争で仕事を獲得しております。

――入札って一番安い金額で競り落とすみたいなヤツですか?

(齋藤)いえ、入札と言っても単純な価格競争だけではなくプレゼン内容や実績、実施体制など総合的な評価で判断されますね。

――なるほど。公共機関の仕事を受けているという事は、総合評価の高い「優良企業」である証明でもあるんですね!

(齋藤)そうなれるように、ひとつひとつの仕事を全力で取り組んできました。その結果として「実績」が出来き、その実績が「信用」に繋がり、取引先を増やしてこられたと思っております。

――具体的な事例もひとつ聞かせてください。

(齋藤)ある地方国立大学研究所の紹介DVD制作を受注できた例ですが・・・
 受注の決め手は当社が“自動音声合成”のシステムを多数所有していた事により他社よりもかなりコストを抑えられる提案が出来た事になります。DVDが完成した後にも、その制作した動画をホームページに組み込んだり、それに付随した各種ポスター等の制作も携わらせていただきました。
 さらに、その実績を評価されていろいろな公共機関のホームページに紹介動画を組み込むといった仕事を数多く受注する事ができています。

――自動音声合成って何ですか?

(齋藤)ヴォーカロイドのアナウンサー版みたいな感じだと思ってください。テキストを音声に変換できるシステムになります。

――それでコストを抑えられるんですか?

(齋藤)通常、映像に音声を入れるにはナレーターや声優の方が必要になりますし、専用のスタジオも用意しなければなりません。ですが自動音声合成であればそういった費用が一切かからず、且つスピーディに音声を入れる事が可能です。
 さらには、後に違うバージョンで映像を制作する時も同じ声でつくる事が簡単に出来ますのでそこも評価につながったと思います。

企業や公共機関のWEB、映像、印刷物などを数多く手がけてきた“実績”が当社の強みです。

――起業されたのはいつですか?

(齋藤)1991年になります。起業した当時は某有名アーティストのパンフレットやポスター、タオルや帽子などのグッズ制作をしておりました。そこから紙媒体の制作をメインに事業展開をしていきまして、時代と共にWEBや映像の事業にも参入していく流れになります。

――公共機関の仕事を多く手掛ける様になったキッカケはなにかあったんですか?

齋藤)2009年頃までは、大手・中堅広告代理店の下請けを多くやっておりました。ただその仕事はスケジュールがタイトな事も多く、社員達に過剰な残業を強いる形になっていたので頭を抱えていました。
 そんな中リーマンショックが起き、広告代理店が次々と傾いていったのをキッカケに当社は代理店からの下請け仕事を思い切って止めました。
 その後、公益事業をやっている企業と取引先経由で繋がれた事で公共機関との仕事に力を入れ始めたという経緯になります。

――会社名の由来は何ですか?

(齋藤)農業の事をアグリカルチャー、水産業の事をアクアカルチャーというのですが、当社は広告屋なので“アド(AD)“カルチャーとしました。響きも気にいっています。

アドカルチャー・ワークスでは「ネオシニア」という新規事業を始めます。「シニアライフを楽しく」というコンセプトに共感していただける様々な会社と協業していきたいです。

――今後の事業展開についてはどのように考えていますか?

齋藤)今後、力をいれてやっていきたいのは「シニアのポータルサイト」事業です。
 私の父親が老人ホームに入ろうと考えていた時にネットで情報を集めようとしたのですが、なかなかいい情報にたどり着けないという経験をしました。その苦い経験から老人ホームに限らずシニアライフを「より楽しく」できるような情報を数多く得る事ができるポータルサイト事業を始めようと考えました。

――そのポータルサイトはもうあるんですか?

(齋藤)現状まだ完成はしていないのですが「NEO SENIOR」(ネオシニア)というサイトの一般公開は既にしております。今後はこのサイトのコンテンツ(中身の情報)を充実させていく為に、いろいろな会社と協業していきたいです。

――具体的にはどういった会社と協力していきたいと考えているのですか?

(齋藤)シニア向けと言っても終活、お葬式、お墓、相続だけではなく「シニアライフを楽しく」過ごすための情報が得られるポータルサイトにしていきたいと考えていますので、そういった商品やサービスを提供するいろいろな会社と協業していきたいです。
 具体的には不動産会社で今後シニア向けの住宅事業を行いたいとか、アンチエイジング、婚活、就職をシニア向けに提供していきたいと考えている会社と協力して一緒にネオシニアを作っていければと思っています。

――最後に一言お願いします。

(齋藤)広告制作30年以上の経験や実績を基にアドカルチャー・ワークスではネオシニアという新規事業を始めます。

(齋藤)“シニアライフを楽しく”というコンセプトに共感していただける会社と共に「サイトを一から育てていきたい」と考えておりますので、ご関心がある方は是非一度お話させてください。また、そういった会社をご存知の方がいらっしゃれば是非お繋ぎいただければと思います。何卒宜しくお願い致します。

会社名 株式会社アドカルチャー・ワークス
URL
https://www.adculture.co.jp/
映像制作実績
https://www.adculture.co.jp/category/movies/
NEO SENIOR
https://www.neo-senior.com/
名前 齋藤 誠
役職 代表取締役 / クリエイティヴディレクター
生年月日 1964.5.24
出身 東京都中央区
趣味 趣味がそのまま仕事になっています。
最近始めた事 アップルウォッチのカスタマイズでいろいろ遊んでいます。

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