個人や企業へのスピーチトレーニングを始めとして、イベントやパーティーの司会、ナレーション、話し方セミナー講師をされている水井久美様にインタビューさせていただきました。
――まずは、水井さんのスピーチトレーニングってどんなトレーニングになるんですか?
(水井)はい、一言でいいますと「相手に好印象をあたえる話し方」のトレーニングになります。
――具体的にはどういったトレーニングをするんですか?
(水井)トレーニング内容は、まず話し方の4つポイントを押さえます。
1つ目は、話す時の姿勢です。姿勢を良くして肺を開きます。
2つ目は、呼吸です。胸式ではなく、腹式にします。
3つ目は、口の形です。口角を上げてしっかりと口を言葉の形にします。
4つ目は、舌の動きです。舌が良く動かせるようにします。
そこをまず押さえたうえで、あとはご依頼者のご要望に応じて実践的なトレーニングをしております。
――姿勢と呼吸、口の形はなんとなく重要なのはわかるんですが、舌の動かし方も重要なんですね!
(水井)そうですね、とても重要になります。英語の発音を習うときにも舌の位置を気にした事ありませんか?LとRの違いとか・・・
――なるほど、ありますね!でも日本語を話すときは気にした事なかったですね・・・
(水井)日本語も発音するときの正しい舌の位置がもちろんあります。例えば「た」と「か」を5回づつ言ってみて下さい。
――「たたたたた、かかかかか」
(水井)「た」は舌の先、「か」は舌の奥が上に当たっているのはわかりますか?
――「たたた・・・かかか・・・」わかります!普段意識してなかったですけども正確な舌の動かし方も重要になって来るんですね!
(水井)そうですね。舌が正確に動かせれば早口言葉とか言いづらい言葉もしっかりと発音できるようになりますよ。
TVやラジオのオーディションを受けまくって90%くらい合格していた経験を基に「初対面の方に好印象を与えるコツ」を教えられる事が私の強みです。
――「依頼者の要望に応じた実践的なトレーニング」とは例えばどのようなものなんでしょうか?
(水井)私にご依頼いただく方の多くは、
「大事なプレゼンテーションがある」
「司会を頼まれた」
「人前でスピーチをする事になった」
「受験、就活、オーディションの面接で上手に話したい」
「婚活やお見合いで相手に好印象を与える話し方がしたい」
など明確な目的があってご依頼いただく方が多いです。
ですので、そういった方はそれぞれのシチュエーションに合わせて抑揚をつけた話し方・声の高低・間の取り方・表情・ジェスチャーなど実践的なトレーニングをしてもらい本番に臨んでいただいております。
――実際の事例も聞かせてください!
(水井)「今度、海外でプレゼンをするのだけど・・外国の人に対してアピールできるプレゼンをする為にはどうすれば・・・」というお悩みを持つ方からご依頼いただいたケースでは、普段よりも多少オーバーなアクションと表情、それと笑顔にポイントを置いてトレーニングしました。後日その方からは「参加者からも非常に評判が良く、仕事に繋がりました。」と嬉しいご報告をいただけました。
(水井)あとは、大学受験の面接対策でトレーニングをしてほしいと親御様からご依頼いただいたケースでは、ドアノックから退室までを実践的にトレーニングさせていただきました。
最初は暗記した想定問答を一生懸命に思い出しながら話をしていた為、ぎこちない話し方になっていたので、面接官の質問に対してあらかじめ用意した回答をするのではなく、その場で対応しているように自然に話せるトレーニングをしました。
結果、希望する大学に無事合格したとご連絡をいただいた時には、私も本当に嬉しかったです。
ご依頼者の方から結果のご報告をいただいて一緒に喜べる事が、この仕事をやっていて一番嬉しい瞬間になりますね!
――水井さんのトレーナーとしての強みってなんですか?
(水井)私は18年間フリーアナウンサーとして活動していたのですが、その時にTVやラジオのオーディションを受けまくって90%くらい合格していたという経験を基に「初対面の方に好印象を与えるコツ」を教えられる事が私の強みになると思っています。
「人前でうまく話せない」「滑舌が悪くて、よく聞き返される」など話し方についてお悩みの方にお役立ちする事が出来ます。お気軽にお問い合わせください。
――もともとはアナウンサーだったんですね!
(水井)はい。NHK報道局と教育テレビ(現Eテレ)のオーディションに受かって、いきなり2本のレギュラー番組を持たせてもらったのが始まりでして、その後も日本テレビのワイドショーや文化放送のラジオなど様々な番組に出演させていただきました。
アナウンサー時代の18年間、レギュラーを切らさずに仕事が出来た事が私の自慢です(笑)
――アナウンサーになろうと思ったのはなんでですか?
(水井)アナウンサーになる前は「日産ミス・フェアレディ―」として日産ギャラリーやモーターショーなどのイベントで司会やナレーションをしておりまして、そこでしっかりと教育をしてもらった事が私の原点になります。
そして、その経験を活かしてアナウンサーとしての仕事をしたいと思い、NHKのオーディションを受けたという経緯になります。
――アナウンサーはなんで18年で辞めちゃったんですか?
(水井)「イギリスで暮らす」という昔からの夢を叶える為に思い切って辞めました。
仕事を辞めた後、7年間はイギリスで暮らしたのですが家の事情で日本に戻りまして、今のスピーチトレーナーとしての仕事を始めました。
――スピーチトレーナーになったのは、なにかキッカケがあったんですか?
(水井)はい、ある社会人交流会で司会を担当していた方から「人前で話す事が苦手なんだけど・・・どうやったら上手く喋れるのかな?」と、相談されまして「私で良ければお教えしますよ」と話し方をレクチャーしたことがキッカケです。
その方が非常に努力したこともあり見違えるように司会をこなせるようになったので、それを目の当たりにした数人の交流会メンバーの方から「私にも教えて欲しい」と言っていただけるようになり、その後「スピーチトレーニングを仕事にした方がいいよ」とも言っていただけるようになったので、スピーチトレーナーとしての仕事を始めました。
――水井さんが仕事をする上で大事にしている事は何ですか?
(水井)「その方の気持ちに寄り添う事」「良い所を見つけて好きになる事」「頼ってくれた事に感謝する事」をいつも心掛けています。
そして、話し方でコミュニケーションを円滑にする事で「その方が理想とする人生を歩む手助けになれば」という想いを持って仕事をしています。
――今後の展開は?
(水井)スピーチトレーニングは世間の認知度が低いと感じていますので、まずはどういったものかを皆様に知ってもらいたいと思っています。
その為にYouTubeを準備中です。それを多くの方に見ていただければ嬉しいです。
――今、苦労している事とかはありますか?
(水井)母の介護と仕事の両立。どちらも大好きなので手を抜きたくありません。でも頑張り過ぎるとヘトヘトになる。必要な時には人の手をお借りしたりして、うまくバランスをとっていけたらと思います。
――最後に一言お願いします。
(水井)「人前でうまく話せない」「滑舌が悪くて、よく聞き返される」
など、話し方についてお悩みの方に私はお役立ちする事が出来ます。
好印象を持たれる聞き方・話し方を 私の経験と知識を基にしたスピーチトレーニングで身に付けていただけますので、お気軽にメッセンジャーでお問合せ下さい。
名前 水井久美
mhisami133@shore.ocn.ne.jp
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出身 東京都江東区
趣味 温泉/食べ歩き/歴史小説
最近 YouTube始めます!
今後 足腰を鍛えたい
オススメ 一日1回は鏡の前で笑顔の練習