――金融に特化しているとの事ですが、具体的にはどのような業種の方からのデザイン依頼が多いのですか?
(日月)具体的な業種でいうと、FP(ファイナンシャルプランナー)、IFA(金融商品仲介業者)、税理士、不動産業の会社様からのご依頼が多いですね。
――どのようなモノをデザインしているんですか?
(日月)セミナー資料やプレゼン資料などのデザインが主になります。
――WEBサイトやチラシとかではなく「資料」の制作をしているんですね。
(日月)はい。WEBやチラシはデザイン会社に制作をお願いしているが、「セミナーやプレゼンの資料は自社で制作している」という会社様は多いと思います。
なので、当社ではWEBやチラシ等の制作も一部やっておりますが、セミナー・プレゼン資料のデザインに特化して事業を行っています。
――なんで、資料は自社制作が多いんですかね?
(日月)そういった資料は伝える内容をわかりやすく正確に落とし込まなければならないので、その業界の知識が無いデザイン会社が制作する事は難しいからなんですよ・・・。
――金融系の資料ってなんか数字だらけで難しいイメージもあるので、他の業界よりもさらにデザインするのが難しそうですね。
(日月)そうですね。金融は特に専門知識が無いと難しい分野だと思います。
当社はデザインだけではなく金融の専門的知識も兼ね備えているので、その複雑な仕組みを「わかりやすく」「伝わりやすく」する資料を作る事が出来ます。
――なるほど!でも、なんで御社は金融についての知識も豊富なんですか?
(日月)はい。私自身、CFPというファイナンシャルプランナーの上位資格を保有しているのと、投資助言・代理業(株式会社エーエムアイ(関東財務局長(金商)第2609号)の助言者として投資に関する相談業務や顧問業務、セミナー講師の仕事も第一線でやっておりますので、その経験や知識を基にした金融セミナー資料のデザインをする事が可能になります。
――日月さんは金融のセミナー講師もやってるんですか!?
(日月)はい。セミナー講師として、スキルシェアサービスの「ストアカ」でライフハック部門東京ランキング(2021.7.18~7.24)1位もとらせていただきました。
――凄い!現役セミナー講師としての実力も有るんですね!
――金融知識のないデザイン会社と御社を比較したときに、具体的にはどのような点が違ってきますか?
(日月)ご依頼いただいた会社様からは、用語や仕組みを理解出来ているので「打合せがスムーズで助かる」とよく言われますね。
さらに、金融の相談業務やセミナー講師をやっている現場の経験を基に「資料全体の企画構成」からコンサルティングすることが可能という事も他社と違ってくる点になると思います。
――お仕事の流れも教えてもらっていいですか?
(日月)基本的な流れとしましては、
1 「会社のサービス内容」「お客様の層やニーズ」「どのような資料にしたいのか」等のヒアリング
2 そのセミナーやプレゼンでのゴールを設定
3 各項目の目次(構成のたたき台)を作成
4 見積書の作成
5 ご契約
6 細かいビジュアルや文章の方向性など、すり合わせをしながら資料制作
7 PowerPointやPDFデータにて納品
となります。
――ゴールって「お客様になってもらう」以外に何かあるんですか?
(日月)ゴールは、言ってみればセミナーやプレゼンを終えた後の結果や光景です。成約になる等の分かりやすいゴール以外にも「次のセミナーに繋げる」「個別面談の依頼をもらう」「メルマガの会員になってもらう」「信頼を得る」などいろいろな目的がありますね。
――「ちょっとした資料を1枚だけ・・・」とか「今ある資料を少し修正したい・・・」とかでも御社に頼めるんですか?
(日月)もちろん大歓迎ですよ!企画構成・テキスト(文章)・デザインなど様々なお困り事に柔軟に対応させていただきますので是非ご相談ください。
――お客様の事例も聞かせてください。
(日月)セミナーを定期的に開催している「FPと金融商品仲介業」の会社様の事例をお話します。
その会社の社長様は、自社で制作したセミナー資料について
「デザインで見栄えを良くしたい」
「もっと商材の良さが伝わるようにしたい」
「まわりくどくなっている表現をなんとかしたい」
と、いろいろなデザイン会社に相談をしたのですが「デザイナーに自分の意図がなかなか伝わらない・・・」とお悩みで、当社へご相談にこられました。
そして、私が「制作意図をすぐに理解」出来た事と、金融実務をしているからこそ出来る「かゆいところに手が届く提案」にご評価をいただく事ができ、企画構成から全て当社にご発注をしてもらえました。
その後、当社で制作した資料を使ったセミナーで「売上を伸ばす事が出来た」と嬉しいご報告もいただく事ができました。
――御社の集客はどのようにされているんですか?
(日月)オンラインなども駆使して、とにかく人と会いまくっていますね(笑)
金融分野に特化してセミナーやプレゼン資料を作っているデザイン会社は極めて少なく、弊社のサービス内容を説明すると皆さんページ一枚のデザインから気軽に頼んでいただけます。
――会社設立までの経緯も教えてください!
(日月)私は美術大学を卒業してデザインの仕事に就いた後、2018年に金融業界で独立をしまして、その後2021年に金融特化デザイン事業を開始するタイミングで
株式会社Finance&Designを設立したという経緯になります。
――デザインの仕事からいきなり金融業界で独立したんですね。なにがキッカケだったんですか?
(日月)お恥ずかしい話ですがデザインの仕事をしていた20代の頃、リボ払いなどでお金の失敗をしまして・・・しっかり学ばないといけないのではと思い、自分の為に金融の勉強を始めてFPの資格を取りました。その後、資格を取った事で友人からお金についての相談をされる機会が多くなり、それにやりがいを感じてFPとして金融業界で独立をしました。
独立後は、自分の業務の幅を広げる為に株式会社エーエムアイ(関東財務局長(金商)第2609号)で投資助言者としての活動もしております。
――金融特化デザインの事業を始めたキッカケはなんですか?
(日月)2018年に独立してからFPとしてセミナー講師の活動もしていたのですが、その時に使っていたセミナー資料を見た同業の先輩から
「美大出身だけあって、その資料わかりやすくてカッコイイね!」
と言われ、その先輩のセミナー資料を作った事がキッカケになります。その後、先輩からの紹介で私に資料を作って欲しいという依頼が多くなり、金融特化デザイン事業を始めました。
――日月さんが仕事をする上で大事にしている事って何ですか?
(日月)「自分が楽しめているかどうか」を大切にしています。金融の仕事もデザインの仕事も楽しみながらやらせてもらっています!
――勝手なイメージですけどデザインと金融って仕事的に真逆のイメージ何ですが日月さんは両方好きなんですね。
(日月)世間的にはそういうイメージもあるかとは思いますが、実はデザインは論理的な側面も強くあり、金融の仕事と通じる部分もかなりあると私は考えています。
「デザインとは特定の目的を最良な方法で達成する為に、要素をどう配置すべきか計画する事だ。(チャールズ・イームズ)」
これはアメリカの有名なデザイナーの言葉なんですが、デザインを金融と置き換えたときにも同じことが言えると思います。
金融マーケットにおいても、個人のお金の相談においても、様々な要素が混在しています。それをいかに要素分解して、分析、計画していくかが大切になります。
そういう意味では、私の中でデザインと金融は離れた存在ではなく両方好きなんです。
――今後の事業展開はどのようにお考えですか?
(日月)金融セミナーで伝えている内容をまとめて大人が読む絵本を作りたいと考えています。
あと、テレビなどの経済番組をもっとわかりやすくする為に、そういった番組の美術監修の仕事ができるようになりたいと思っています。
「美術とデザインで、お金の話をシンプルに」これが弊社のコンセプトですが、自分のできることを最大限社会に還元できるように大きいメディアや発信力のある仕事をしていきたいと思っています。
――最後に一言お願いします。
(日月)「FP・IFA・税理士・不動産・経営コンサルの方」
当社はセミナー・プレゼン資料に特化してデザインをしています。
今よりも売上をUPさせたいと思っていましたら、“1ページの資料制作”から“セミナー全体の企画構成”に至るまでお気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。
社名 株式会社Finance&Design
URL https://finance-and-design.co.jp/
名前 日月 俊輔
1986年生まれ
出身 東京都江東区
母校 多摩美術大学
資格 CFP認定者
趣味 スキューバダイビング
最近 ソロキャンプ始めました
今後 ゴルフを始めたい
オススメ 神子元島でのダイビング