「建築板金」日本一を目指す
2015年設立。埼玉県川口市に本社を構え、金属屋根・外壁・雨樋など「建築板金工事」を主軸事業として、工事会社の経営コンサルティング事業も手掛ける株式会社カツキ板金。
本日は代表取締役の 佐久間 喝気 様に事業内容や今後のビジョンについてお話をうかがいました。
――まず最初に聞きたいんですが・・・「板金」と「鈑金」って何が違うんですか?
(佐久間)木へんに反るの「板金」は、金属板を切断・曲げ・溶接・接合など加工をして建築物の屋根や外壁等に取り付けたり修理したりする工事のことを言います。簡単に言うと「屋根やさん」ですね。
そして、金へんに反るの「鈑金」は簡単に言うと「車の修理屋さん」になります。
――なるほど。カツキ板金は「屋根やさん」なんですね。
(佐久間)そうです。当社は「建築板金」の工事会社になりまして屋根や雨樋、外壁などを専門としています。
――念の為確認ですが、車の修理はやってないんですね。
(佐久間)はい。車はやってないです。
――他の建築板金工事会社と比べて御社の強みって何ですか?
(佐久間)当社の強みは3つあります。
1つ目は、「会社の規模」です。板金工事会社の多くは、横の繋がりで職人を外注する事が多いのですが、当社では多数の若い職人を社員として雇用しているので、自社職人で98%の工事が出来ています。それによって、情報共有や教育を行き届かせる事ができますし、ピンポイントの日程や急を要する工事にも対応が可能となります。
2つ目は、住宅だけでなく工場・倉庫・車庫などの「大型施設の施工」も出来る事です。大規模建築物の板金施工を行える会社は、私の知っている限りでは埼玉県でも片手で数えられる程度だと思います。
3つ目は、「社員教育」です。建設高等職業訓練校への通学や建築板金技能士の資格取得を会社として支援する事で、個人能力に頼っている“職人会社”から脱却し、会社組織としてのクオリティーを上げるよう努めています。さらに、毎週の会議では施主や元請けからのアンケート結果を全体で共有し、対策を立て、社員一人一人のやるべき事を明確にし、「クレームゼロ」を目指しています。
カツキ板金は簡単に言うと「屋根やさん」です。住宅から大規模建築まで板金工事を行う事ができます。
――御社で特に力を入れている仕事って何かありますか?
(佐久間)一番力を入れているのは「住宅リフォーム」ですね。
基本的に当社は元請け工事会社から板金の依頼を受ける事が多いのですが、ここ10年位は特にリフォーム工事会社からの案件が多いので、そのニーズにお応えするために日々頑張っています。
――住宅リフォームの案件が多いんですね。
(佐久間)そうですね。そもそも建築板金をやっている会社ってそれほど多くは無いのですが、それに加えてリフォーム工事は新築と違って全体の工期が短いので、ピンポイントの日程で工事しないといけないパターンが多いんですよ。なので、輪をかけて対応出来る会社が少ないんですよね・・・
――だから、自社で職人を多く抱えていて、柔軟に対応が出来る御社に依頼が集まるんですね!
(佐久間)そうなりますね(笑)
それと、現場での「マナー教育」を徹底している事も依頼してもらえる理由の一つだと思っています。
――マナーってどんな事を徹底しているんですか?
(佐久間)リフォーム工事では新築工事と違って施主と職人が直接顔を合わせる事が多いんですよ。
なので、挨拶・タバコ・休憩・服装などの基本的なマナーをとにかく徹底させています。意外と徹底できていない工事会社も多いので、すごく好評をいただいていますよ。
――なるほど!確かに重要ですね。ところで、御社の対応エリアはどこからどこまでなんですか?
(佐久間)通いですと、北は栃木から西は山梨まで大丈夫です。泊りなら日本全国どこでも行きますけど。
――新規顧客の開拓とかはどのようにされているんですか?
(佐久間)今は仲の良い「足場」や「塗装」会社さんからリフォーム工事会社さんを紹介してもらう事が多いです。
「住宅リフォーム会社」をご紹介ください。屋根のリフォーム工事に対応できる板金会社は少ないので必ず喜んでいただけると思います。
――佐久間さんの経歴を教えてください。
(佐久間)18歳から東京の投資不動産会社で営業として働き初めまして、24歳の時に元同僚から「不動産会社を始めるから手伝って欲しい」と言われ、その立ち上げに参加したのですが、結果半年も経たずに、その同僚がお金を持って逃げちゃいまして・・・一年で破綻しちゃいました。
その後、人生一から出直す為に日当で板金工事を始めて、2年後の27歳の時(2015年)に独立して現在のカツキ板金を設立しました。
――板金一筋って訳では無いんですね。最初に投資不動産会社で働こうと思ったのは何故ですか?
(佐久間)当時はとにかくお金が稼げる仕事をしたかったんですよね。なので、大きなお金が動く不動産業界で一旗揚げてやろうと思っていました。
――そこから何で板金をやろうと思ったんですか?
(佐久間)25歳で路頭に迷って「投資不動産業界で働くのはもう辞めよう」と思い、地元の川口に戻ってきたのですが、川口って職人の街なんですよね・・・なので、自然な流れで食う為に始めた仕事が板金になります。
――そこから自分で板金会社を興そうと思ったキッカケは何だったんですか?
(佐久間)もともと手先は器用で“ものづくり”が好きだったので板金の仕事もすぐに好きになりました。それから、しばらくして「上手くやれば投資不動産業界と同等以上に稼げる業界だな」と気付いた時には自分で会社を設立していましたね(笑)
――最初から順風満帆なスタートだったんですか?
(佐久間)最初は大変でしたよ。貸コンテナとボロボロのカローラ1台で始めて、ツテもあまりなかったので建築会社に新規営業をしまくっていました。
でも、そのおかげで不動産業界時代の泥臭い営業ノウハウを活かした当社独自の営業スタイルを確立する事ができまして、順調に仕事も増えて会社を成長させていく事が出来ました。
――今後の展開はどのようにお考えですか?
(佐久間)今、TikTokの「バズルーフちゃんねる!」をメインとしてInstagram、Twitter、YouTubeで情報を発信しています。私個人の知名度が上がれば上がるほど仕事に繋がる好循環が出来上がりつつあるので、それをもっと伸ばしていきたいと考えています。ちなみに「板金屋の社長」というワードでは今、私が日本一有名だと思いますよ(笑)
あと、今年中(2023年)に「板金屋の経営本」も出版するので見かけたら是非 手に取ってみてください!
――目標ってありますか?
(佐久間)目標は「日本一の板金屋」になることです。
外装材トップメーカーの販売数日本一は取れましたので、今後は売上・職人数・年間工事実績・知名度など様々な項目で日本一を狙って取っていこうと思っています。そして、誰もが日本一だと思ってもらえる板金会社に必ずしていきます。
――佐久間さんが仕事をする上で大事にしている事って何でしょうか?
(佐久間)施主・元請・社員・コンサルを依頼してくれた会社など、私と関わる「全ての人に得をしてもらいたい」という想いで仕事をしています。
それと「失敗を恐れない」という気持ちも大事にしています。
――最後に一言お願いします。
(佐久間)関東のリフォーム会社様で、
「屋根工事会社と付き合いが無い」
「今発注している屋根工事会社に少し不満がある」
「大きな車庫などの大規模な屋根工事も安心して任せられる会社が欲しい」
「しっかりと教育された自社職人を抱える屋根工事会社と取引したい」
というお悩みやお考えがあれば、お気軽にお問い合わせください。
日本一を志す“カツキ板金”なら全て解決出来ます!
社名 株式会社カツキ板金
URL https://katsuki-bankin.com/
名前 佐久間 喝気
1988.5.14生まれ
役職 代表取締役
出身 埼玉県川口市
実績 年間工事500棟超
趣味 家族でキャンプ(キャンピングカー)
最近 ゴルフを始めました
今後 動物愛護の活動をしたい
オススメ 川口の「ひろい湯」