2008年設立。岐阜県岐阜市に本社を置き全国に21拠点を構え、生命保険25社・損害保険15社・共済等4社、合計44社の保険を取り扱う保険の総合代理店 株式会社グローバルアイディアル。その東京オフィスに所属する 若井淳之介 様にインタビューいたしました。
――早速ですが、若井さんが現在特に力を入れて取り組んでいる事はありますでしょうか?
(若井)「相続」と「事業承継」の事前対策に力を入れています。
――相続と事業承継の違いってなんでしたっけ?
(若井)簡単に言うと相続は「個人資産」、事業承継は「会社資産」の引き継ぎになります。
――対策って具体的にはどんな事をするんですか?
(若井)まず相続に関しまして・・・例えばですが、現金はあまり持っていないが不動産を多数所有している方などは、相続税を支払う為の資金を捻出する事が難しい場合があります。そうならない為に、事前に対策が取れる生命保険をご提案したりしております。
(若井)事業承継に関しましては・・・会社の株式の引き継ぎを円滑に行う為に「資金を増やしたい」「後継者に資金を渡したい」といった場合に金融商品としての生命保険を提案させていただく事が多いです。
(若井)ただ、保険だけで対策が全部済むかと言ったら絶対そんなことはありませんので、弁護士・司法書士・行政書士・税理士・社労士・中小企業診断士さんなど各分野の専門家としっかりタッグを組んで対策をやっていく事が非常に重要だと考えております。
――なるほど。若井さんにご相談した時のザックリした流れも教えてください!
(若井)基本的には相続も事業承継も同じフローになります。
まずは相続や事業承継に対して、その方がどういったご希望を持っているのかを徹底的にヒアリングをさせていただいて、ビジョンを明確にしていきます。
同時に“家系図”と“資産リスト”を書き、ビジョンに対して「現状やっている事」と「今後、何をやらなければいけないのか」という事をお打ち合わせしながら整理させていただきます。
その上で「対策についてのアドバイスも欲しい」とご要望であれば、当社の取り扱う25社の生命保険をフル活用した対策のご提案をさせていただきます。
さらに保険だけではなく、信頼できる士業の方たちとチームを作って相続・事業承継を「全方位」で対策が打てるような体制を整えておりますので、様々な手続き等についても各専門家がフォローする事が出来ます。
――それは、心強いですね!
(若井)相続は「グリーン相続プロジェクト」という士業の方を中心とした専門家チーム、事業承継についてはまだ名前は無いですが、こちらも士業を中心としてチームを結成しております。
どちらのチームにも、相続・事業承継それぞれに特化したプロの先生方が参加してくださっています。
――お客様の事例も聞かせてください。
(若井)60代後半の経営者で資産が数億円あった方の例をお話します。
その方は多額の資産をお持ちの方なので「もう(相続の)対策してるよ」とおっしゃっていたのですが、私が対策や資産のお話をしっかりと聞いていくと「もっと対策が出来そうだね」という話になりました。
具体的には、今のご年齢から平均寿命まで10年以上あるので6人いるお孫さんに贈与をしていくという事と、保険を通して相続税評価される資産を所得税としての評価に変える手法をご提案しました。
その結果として、相続税がさらに4000万円くらい下がる見通しにする事が出来きた事例があります。
相続と事業承継の「専門家チームを組む事が出来ている」事と身内の失敗を「体験談としてお話出来る」事が私の強みです。
――御社の強みを教えてください!
(若井)当社は業界最高水準の44社の保険を取り扱える保険代理店なので、様々な保険会社の「いいとこ取り」でお客様への提案が可能です。
あと、当社の営業社員にはノルマがないんです。なので、お客様に無理に募集行為をする事が全くなくてキチンと「お客様本位の募集」ができる社内体制であることが強みの一つでもあります。
――営業なのにノルマが無いんですか!?
(若井)はい。「お客様の理想を追求し続ける」という会社の理念に則って、営業本位になってしまう可能性があるノルマの設定はしておりません。
――若井さん自身の強みってなんですか?
(若井)相続と事業承継の専門家チームを組めている事と、実は私の身内で相続と事業承継を失敗した経験もあるので、それを体験談としてお話出来る事が私の強みになります。
――そのお話も聞いてよろしいですか?
(若井)はい。私が当時中学生の頃、母方の祖父が町工場を経営していました。その祖父が比較的若くして急死してしまいまして・・・
専務だった叔父(母の弟)が急遽会社を引き継いだのですが、もともと祖父の力に頼るところが大きい経営だった事もあったようで、数カ月で取引先が激減し、社員数も半分程度に激減し、さらに工場の設備資金の借入もあり1年持たずに倒産してしまいました。
――亡くなられてから1年経たずに倒産してしまったんですか・・・
(若井)はい。大人になってから当時の事を母に確認したのですが、長年保険に加入していたにも関わらず祖父が亡くなった時には生命保険で100万円程度しか出なかったらしいです。
もし、ちゃんとまとまった保険金が入れば、社員も不安になる事は無かったかもしれないし・・最初は取引先が離れてしまったとしても立ち直れたかもしれない・・借入も返せたかもしれない・・でも、お金が無くて倒産してしまったんです。
(若井)倒産後も自社ビルは残ったんですが、祖父に続き祖母も亡くなった時に今度は母と叔父でその物件の所有権で争うという・・相続ならぬ“争続(あらそうぞく)”という事になってしまったんです。最終的に叔父が物件を所有するという事になったんですが、親族の縁はほぼ切れてしまいました。
――相続や事業承継って大変なんですね。
(若井)そうですね。ちゃんと準備しておかないと、誰も悪くないのに、相続も事業承継も人を不幸にするんだなという事が身に染みてわかりました。
「相続・事業承継と言ったら若ちゃん」と言われるように全国に名を轟かせていきたいです。
――ご入社されたのはいつですか?入社前のご経歴も聞きたいです!
(若井)グローバルアイディアルに入社したのは2019年の6月です。経歴としては大学を卒業して広告代理店で5年、大手外資系保険会社で5年働いて今の会社に入社しました。
――広告代理店から異業種の保険屋さんに転身されたのはなんでなんですか?
(若井)ヘッドハンティングになります。ある日電話がかかってきまして「一度ご自身のキャリアを見つめなおしてみませんか」とお誘いを受けたので、お話を聞きかせていただきました。その話を聞いて、営業として自分がどこまでできるのかを「チャレンジ」してみようと思い転職を決めました。
――そこから今の会社に転職するキッカケは何だったんですか?
(若井)それは、よりお客様の為に働きたいという想いがあったからです。グローバルアイディアルは「お客様本位の募集」が出来る会社であった事と、当時面談を担当していただいた大先輩が「非常に真っ当で正直な方」だったので、この会社で客様の為に働きたいと思い入社しました。
――若井さんの仕事の理念や理想を教えてください!
(若井)仕事をする上で大事にしている事は・・・
相続・事業承継というとイメージとして私の話のような暗い話になりがちですが、本来は「次世代の人に財産や想いを託す」「先代から財産や想いを託される」という話なので決して暗いだけの話ではないんですよね。
なので、しっかりと対策をとる事が当たり前になって“相続”とか“事業承継”という言葉のイメージがもっと明るく変わっていくように世の中を変えていきたいと思っています。
――今後のビジョンは?
(若井)今私は36歳なんですが、30代で相続・事業承継を専門的にやっている人ってあんまりいなくて、周りで相続や事業承継が実際に起こっているような50代以上の方が第一線で仕事をされているんですね。
なので、今からこの分野で存在感を示して自分がその年代になる頃には、「相続・事業承継と言ったら若ちゃん」と言われるように全国に名を轟かせていきたいです。
(若井)具体的な今後の動きとしては、今の専門家チームを社団法人化する事によって「一つのパッケージとしての料金設定」「窓口担当者の一本化」「情報の共有」などを実現して、よりお客様がご相談しやすいようにサービスを向上させていこうと考えております。
――最後に一言お願いします。
(若井)私は主に50~60代の相続の準備をまだしてない「地主の方」や5~10年後に事業承継を考えている「経営者の方」に対して、まずは身内の失敗談を踏まえて「一般論としてどういった対策をしなければならないか」といった話をさせていただく事でお役立ちができると思っています。
具体的なご提案が必要かどうかは、その話の後にでも少しお考えいただければ程度に思っていますので、まずは気軽に話を聞いてみて下さい!
お問合せやご紹介お待ちしております!
社名 グローバルアイディアル株式会社
URL https://global-ideal.com/
名前 若井 淳之介
1985.2.19生まれ
所属 東京オフィス
出身 東京都台東区
母校 開成中学
開成高校
東京大学経済学部
資格 生命保険協会認定FP
(トータルライフコンサルタント)
HappyEndingプランナー
趣味 ドライブ
近況 ウォーキング始めました
(毎日10,000歩)
今後 YouTube配信をやりたい
オススメ 玄米酵素ハイ・ゲンキ