Professional No.40

あなたのステキなストーリーを動画で発信しませんか?

あなたの
ステキなストーリーを
動画で発信しませんか?

Renmonde
代表
熊谷 要子 インタビュー
2021.3.25
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by 松下 一功(→記事

ナレーターとしてのスキルや経験を生かし、映像制作・ライブ配信・各種イベントのプロデュースをしているRenmonde(レンモンド)代表 熊谷要子様にインタビューいたしました。

――Renmondeで今一番力をいれてやっている事業は何になりますでしょうか?

(熊谷)企業様や個人事業主様のビジネスの魅力を伝える為に、YouTubeやライブ配信を利用した情報発信をプロデュースする事業に力を入れています。

――魅力を発信していくというと・・・?

(熊谷)モノ・コト・ヒトには全てストーリーがあり“ステキ”な部分があると考えています。そこにスポットを当てた映像を作り出して発信を行い、視聴する方々に“ファン”になってもらう事を目的にこの事業を行っています。

――具体的に言いますと?

(熊谷)ある化粧品会社さんの例で言えば、そこの社長は元々奥様の肌が弱く満足がいく化粧品が無かったという事がキッカケで自ら化粧品会社を立ち上げ、奥様に合う化粧品を試行錯誤しながら完成させたものを商品化したというストーリーがありました。
 ですが、そんなステキなストーリーがあるにも関わらず発信していなかったんですね。そういう本人からするとちょっと恥ずかしいと思って人には伝えていないような動機や、内側から湧き上がってくる欲望などを深掘りし、本来の魅力を剝き出しにして、そこにフォーカスした映像をつくる事で共感した人がファンになってくれると考えています。

――なるほど!そういった商品が出来るまでの過程の動画を見たら、その化粧品を応援したいという気持ちになりますよね。

(熊谷)あと今では、情報は与えられるのではなく“自らが必要な情報を取りに行く”時代になっているので、ユーザーに必要とされる情報をしっかりと発信できるようにプロデュースさせていただいております。
 例えば一般例になりますが、昨年のコロナ第一波の時にお客様が美容室に髪を切りに行く事を自粛していた期間がありました。その時にセルフカットやセルフカラーのレクチャー動画をお店が発信する事によって多くのファンを獲得し、コロナ第一波が収まり皆様が美容室に行き始めた時に多くの新規顧客を獲得できたという事例もあります。
 それも、最初から集客目的で戦略的に作成したものでは無く、そのお店の方が商売抜きでコロナ禍で困っている人がいるのではないかという想いから制作したものになります。そういう想いが、動画を通してユーザーに伝わり結果に繋がったと私は考えています。

――売上とか視聴数を伸ばす為だけではなく、純粋な動機で始める事も重要なんですね!

(熊谷)そうですね。そういったコンセプトで現在(2021.3)進行中の案件としては、イラストレーターの方とアロマブレンドデザイナーの方と共に“頑張っているあなたへ極上のひとやすみを”をコンセプトに「えりまきゅーふ」という五感を癒すイベントや映像発信を行っております。

「えりまきゅーふ」
https://www.youtube.com/channel/UChkbAZSoJMOfVcWi9k064uw/videos

――動画制作をしている他社と比べた時に熊谷さんの強みは何になりますか?

(熊谷)元々私はナレーターとしていままで数多くの言葉を扱ってきました。その経験を基に動画やイベントで聞く人にしっかり伝わるフレーズを制作する事が出来きます。
 あと個人事業主向けに予算に合わせた企画・制作が出来る事も強みになります。私一人でも基本的な企画・制作が出来きますので少ない予算でも対応が可能になります。
 さらに、ナレーターとして長く映像業界に携わっていますので様々なクリエイターの方と協業する事でお客様の希望に応じたクオリティーの高いものをご提供する事も可能です。

ナレーターとしての仕事と共に、今までの経験や人脈を活かし“映像制作・ライブ配信・各種イベントのプロデューサー”として今のRenmondeの活動を開始しました。

――熊谷さんの今の仕事を始めるまでの経緯も聞いてよろしいですか?

(熊谷)はい。私が最初に就職したのはリゾート開発会社でした。その頃はバブル全盛の頃で寿退社を狙って仕事をしていた感じです(笑) その後、予定通りに大手不動産会社に勤める方と結婚して寿退社をしまして子供も出来きて順風満帆と思いきや、バブル崩壊後に夫が行方不明になりまして、そのまま離婚となり私は二人の幼い子供を抱えながら仕事をする事になります。

(熊谷)その仕事というのがイベントホール運営業務となりまして、チケットの販売や受付・案内業務、小規模イベントの企画など様々なお仕事をやらせていただきました。その様々な業務の中で館内アナウンスの仕事もやっていたのですが、ある日音響さんから「熊谷さんはちゃんと勉強をしたら声で稼げるよ」と言われた事を私は真に受けてナレーター養成所に通う事にしました。

――イベントホールでは何年くらいやられていたのですか?

(熊谷)12年くらいですね。最初はパートで入らせていただいて正社員になり最後は管理職をやっていました。結構私はなにをやってもそこそこ出来るタイプなんですよ(笑)

(熊谷)
養成所はイベントホールで働きながら通っていたのですが、卒業間近に事務所の数合わせで受けたショップチャンネルのオーディションにたまたま受かりまして、そこからイベントホールを退職してフリーのナレーターとしての活動を開始します。

――会社を辞めてフリーになるって不安があったんじゃないですか?

(熊谷)不安よりも期待の方が大きかったですね。ただ、仕事がそのショップチャンネルだけでは食べていく事は出来ないので、がむしゃらに飛込営業をしていました。当時は今じゃいけないような大手制作会社にもガンガン飛込んでいましたね(笑)
 その甲斐あってテレビ番組のレギュラーや特番のお仕事なんかをたくさんいただく事ができました。

――だいぶアグレッシブですね!

(熊谷)ですが、ナレーターになってから5年くらいした時に乳ガンになってしまったんです・・・ナレーターの仕事って結構体力勝負という所があるので、治療に専念する為にナレーターの仕事は一旦全て辞めて、手術後は抗がん剤の治療を受けながら太陽光パネル会社に再就職します。

――大変だったんですね・・・でもなんで太陽光の会社だったんですか?

(熊谷)知り合いの会社になるのですが、娘の学費を稼ぐためにお給料が良い所を選びました。治療をしながらの仕事になるので最初は電話番くらいと考えていたのですが、体調が戻るにつれ営業もするようになりまして、そこでもかなりの実績を残すことが出来ました。

(熊谷)それから5年くらいたった時に飲み仲間でもある美容室のオーナーからビジネス交流会に誘われたことをキッカケに自分のやりたい事をまた仕事にしたいと思い、太陽光の会社を退職して、フリーナレーターの仕事と共に今までの経験や人脈を活かし“映像制作・ライブ配信・各種イベントのプロデューサー”として今のRenmondeの活動を開始します。
 そのプロデューサーとしての仕事も当初から仲間の助けもあり順調な船出ができましたが・・・

――が・・?また何かあったんですか?

(熊谷)活動して4年程経った時に父と叔母の介護をする事になりまして、また一旦休業する事になります。そして去年その介護を卒業いたしまして「さぁこれから!」という時に新型コロナ・・・というジェットコースターのような経歴です。

(熊谷)これまで仕事でお付合いをさせていただいた方から、復帰の度にお声がけをいただけるので今までやってこられました。本当に感謝です。

2021年の7月に法人化するとこで新しく「エクスペリエンスパフォーマー」の育成とキャスティングの事業も行っていく予定です。

――今の屋号であるRenmondeの由来は何ですか?

(熊谷)連係・連帯・連続の“連”という文字をアルファベットでRenとしまして、未来に続くという意味合いで付けました。
 最初はRenだけにしようと思ったんですが、知り合いのハンコ屋さんに「社名が短いとハンコがカッコ悪いよ」と言われてしまったので・・(笑)Renを入れて少し長い名称にしようと色々と考え、尊敬する教育業や不動産業など多くの事業を営んでいらっしゃる社長さんに相談しました。その社長さんが「熊谷さんは世界に羽ばたいてください!世界が熊谷さんの舞台です。だからRenにMondeをつけてRenmondeはどうでしょう!」と言ってくださったのです。響きも素敵だし、自分では世界なんてまったく考えていなかったのですが、世界中の多くの方々との連係、連帯を連続して未来へと連なるイメージができてRenmondeに即決しました。

――今後の展開はどのような感じでお考えですか?

(熊谷)2021年の7月に法人化する予定で動いています。
 法人化するとこで新しく「エクスペリエンスパフォーマー」の育成とキャスティングの事業も行っていく予定です。

――エクスペリエンスパフォーマーってなんですか?

(熊谷)主に企業の商品やサービスの“モニター”や“モデル”としてメディアに出ていただいて、そこで自身の“経験や体験”を基に自分の意見が発信出来る方をエクスペリエンスパフォーマーと呼んでいます。
 要するに普通の方よりも情報をしっかりと伝える事ができる一般モニターの方になります。

――なんでその事業を始めようと思ったんですか?

(熊谷)一般的に番組やCMでモニターが必要な時、制作会社さんは大手の俳優・タレント養成所などにキャスティングを依頼する事が多いのですが、そういった養成所にお願いするのではなく私に一般の方を紹介してほしいとお願いしてくる事も非常に多いんですよ。
 なぜモニターを一般の方にお願いしたいのかというと、忖度なく実際の生の声が聴きたいという会社が結構多いからなんです。養成所の人は一般の方と比べて確かに上手に話す事が出来ますが、仕事として綺麗なコメントを考えてしまうので率直な意見かどうかが判りづらいのだそうです。
 その要望に応えるために「私はこう思った」と率直な感想を自分の経験を踏まえて伝えることが出来て、さらに上手に話す事も出来るエクスペリエンスパフォーマーを育成しキャスティングする事業を開始しようと思いました。

――熊谷さんが仕事をする上で大切にしている事って何ですか?

(熊谷)「心」を大事にしています。
 誠実に、素直に、恩を忘れず、裏切らず、期待に沿えるように日々の研鑽を忘れないよう心掛けています。

――熊谷さんの夢ってなんですか?

(熊谷)大河ドラマのナレーションをやる事です!
 大河ドラマのナレーションって通常では出演者や局のアナウンサーの方がやるのですが、史上初のフリーナレーターとしてナレーションを担当したいと本気で思っています。

――最後に一言お願いします。

(熊谷)私はステキな「ヒト・モノ・コト」をステキに発信する仕事をしていますので何か発信していきたいとお考えの方は是非ご相談ください。
 また、周りで“ダイヤモンドの原石”みたいな「ヒト・モノ・コト」をご存知の方がいましたら是非私に教えてください。

(熊谷)あとは、40代以上の男女で今までの様々な経験をオープンに出来てその上でしっかりと自分の意見をメディアで言えるような方がいましたらエクスペリエンスパフォーマーとして無料会員になっていただけると嬉しいです。
 よろしくお願い致します。

屋号 Renmonde(レンモンド)
   FBページはコチラ 
名前 熊谷 要子(クマガイ ヨウコ)
役職 代表
出身 東京都杉並区
資格 書道4段
趣味 細かい作業全般
   (編み物・ビーズデコレーション等)
   ピアノ・バイオリン・ハープ
今後 近々おばあちゃんになります
オススメ 本にその時の想いを書き込む事

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