――採用アウトソーシングってどんなサービスなんですか?
(小峯)はい。一般的に採用アウトソーシングというと採用をしたい企業と求職者の間に入って、求職者からのメール・電話対応や面接の日程調整を行い、企業の採用に対する工数を削減する事業になるのですが、当社ではそれに加えて企業と求職者のお互いが「正しい判断」を出来るようにお手伝いをする独自のサービスを行っております。
――企業と求職者が「正しい判断」をする為のサービスってどんなものでしょうか?
(小峯)サービス内容としては、まずは応募者に対して見せる「企業説明スライド」を当社で作成致します。
そのスライドでは、求人広告では伝えきれない企業の成り立ちや歴史・事業概要・募集背景・仕事内容の詳細・選考の流れなど写真や表を使いまとめさせていただきます。さらに、オフィス風景や最寄り駅からの道のりなどの「動画」も制作します。
そして、その資料を基に当社で応募者が面接に行く前に「Web面談」を行い企業への理解を深めてもらう事と、求職者に対しても登録レジュメには載せていない略歴や経歴の補足・退職理由・やりがい・転職軸のポイントを聞き、それにBonosの所感・面接での深掘りポイントなどを追加した「プロフィールシート」を作成して企業にお渡ししています。
面接後にも求職者とコンタクトを取りながら企業には直接言えない事(待遇面や他社の選考進捗など)も第三者としての立場からヒアリングを行い必要に応じて企業にフィードバックしています。
――なるほど。御社で深掘りした「企業説明スライド」と「応募者のプロフィールシート」を事前に見た上で面接を行う事によってマッチングがより上手くいくんですね!
(小峯)そうですね。当社が第三者として間に入り、お互いの情報を引き出した上で面接に臨んでもらう事で、
「粗探しではなく良い所を探し合うような面接」
「真の意味でのマッチング」
が可能になると考えております。
実際、採用してもすぐに人が辞めてしまうという企業からも当社が間に入る事で定着率が上がったという声を数多くいただいております。
――でも、結構詳細な資料を作成するんで料金もそれなりに高そうですね・・・
(小峯)いえ。採用アウトソーシングに関しては、当社に求人広告をご依頼いただいた方には「サービス」でやらせてもらっています。
――え!?サービスって事は無料でやっているんですか?
(小峯)そうですね。広告料は通常料金でいただいていますが、面接の電話対応や資料作成などの採用アウトソーシングの費用はいただいていません。
(小峯)ただ、採用アウトソーシングを行える職種は
「営業・経理・企画・施工管理・設計など」
ある程度、絞らせてもらっていますので、詳しくは都度お問合せいただけますと幸いです。
――他社でもそういったサービスを無料でやっていたりするんですか?
(小峯)この採用アウトソーシングは当社独自でスキームを考えて試行錯誤しながら形にしたものなので、他社では同様のサービスはやっていないと思います。
――こんな手厚いサービスをやっちゃって採算とれるんですか?
(小峯)「こんな事までやっていて割に合うの?」とお客様からご心配をいただく事もありますね(笑)
でも、そのぶん他の求人広告代理店との差別化が出来ていると感じていますし、継続的にお取引いただける企業も増えています。あと、ご紹介していただける事も増えました!
――御社に求人広告をお願いした時の流れも教えていただけますか?
(小峯)基本的な流れとしましては・・・
1 企業に対して「どんな人が欲しいのか?なぜ欲しいのか?」などをお聞きして欲しい人物像をキャラクタライズしていきます。
2 求人の訴求ポイントを明確にし、コピーを考えて広告を完成させます。
3 「企業説明スライド」を作ります。
4 募集がスタートしたら応募を当社で受付してWeb面談いたします。
5 応募者の「プロフィールシート」を作成して企業へお渡しします。
6 当社で面接日調整をさせていただき実際に面接していただきます。
7 選考状況を企業と求職者に行い各々にフィードバックします。
8 合否の通知を行います。
という感じで進めていきます。
――実際の事例も聞きたいです。
(小峯)住宅の設計施工会社様からリノベーションプランナーの募集をご依頼いただいた件になります・・・
その会社では応募はあるのだけれども「求めている人物像ではない」と社長が書類選考でほとんど落としてしまい、面接にも至らず採用が出来ないという人事担当者のお悩みがありました。
そこで、当社が間に入り応募者の「プロフィールシート」を作成し、今まで履歴書や経歴書では伝わらなかった情報を社長に見ていただく事で、求める人物像に近い方と面接に繋がる率が上がり採用に至る事が出来ました。
(小峯)実際、応募者からの情報が少ない為に「求めていた人財まで書類選考で落としてしまっている」というケースや、会社情報が少ない為に「辞退や早期退職」というケースは多くありますので、そのような事を当社のサービスで減らす事が出来きます。
――いつから会社を始めたんですか?
(小峯)2017年8月に求人広告代理店として会社を設立しました。
そして、2020年8月に採用アウトソーシング事業、同年の12月に人財紹介事業をスタートしました。
――会社を始めるキッカケはなんだったんですか?
(小峯)小学生の頃から何かしらの「社長」になりたいと思っていました。ちなみにクラスのアンケート「将来社長になりそうな人ランキング」では1位でした(笑)
ですが、その後はそんな夢も忘れて大人になり、新卒で求人広告代理店に入社しました。その会社に勤め始めて10年位経ったある日、地元の友人と久しぶりに再会したのですが、その時に「小峯はとっくに社長やってると思ってたよ」と言われ、ハッと当時の夢を思い出したのが起業するキッカケになります。
それから起業を真剣に考え始めて、自分の経験をシンプルに活かせる求人広告業界で独立しました。
――採用アウトソーシングを始めようと思ったキッカケってありますか?
(小峯)起業した当初から求人広告のご発注をしていただいていた建材商社様の「人を採用しても半年経たずに辞めちゃうんだよね・・・」というお悩みをなんとか解決したいと思い、採用アウトソーシングを始めた事がキッカケです。
その会社は人事部がない事もあり、現場の人が仕事の合間に30分程度の面接をして採用を決めていたので、ちゃんとお互いのマッチングが面接で出来ていないのではないかと思い対策を考えました。
そして、応募者に対して事前に「会社概要や仕事でキツイ所など」も事前にお話した上で面接に臨んでもらう事と、面接担当の方へは「その人の深掘りポイント」をお伝えして面接を行ってもらったところ採用者は全て1年以上続くようになりました。
その経験を基に応募を集めるだけではなく企業と求職者のお互いが「正しい判断」を出来るようにお手伝いをしていこうと思い、採用アウトソーシング事業を始めました。
――小峯さんが仕事をする上で大切にしている事は何ですか?
(小峯)広く浅くではなく「深く」仕事をしていきたいという想いがあります。
大手企業が当社のサービスを見たときに「それって工数が掛かりすぎてあんまり儲からないよね」という事もお客様や社会の為になるのであればどんどんやっていきたいです。
それをちゃんとビジネスにして他社では真似できないサービスにしたいと思っています。
――社名の由来はなんですか?
(小峯)「Bonos」はスペイン語で“絆”とか“繋がり”という意味です。
私は売上や利益を追求して会社を大きくする為に働くのではなく、自分の目の届く範囲でお客様・社員・家族・友人の為にしっかりとした仕事をしていきたいという想いからこの社名にしました。
――今後の事業展開はどのようにお考えですか?
(小峯)現状、各大手のポータルサイトでは応募数を増やすために求職者が“簡単”に登録できる仕組みになっていますが、それだと情報が浅すぎて面接・採用まで至らないケースも多くあります。なので、企業と求職者のお互いが正しい判断が出来る様に深い情報を掲載する求人ポータルサイトを作りたいと考えています。
その為にも採用アウトソーシング事業でさらに実績を上げ、ノウハウをためて採用に対しての理解を深めていきたいです。
――最後に一言お願いします。
(小峯)「求人広告代理店なんてどこに頼んでも一緒でしょ?」と思っている人事担当者様や社長様がいましたら是非お声がけください。
Bonos では「そんなにやらなくても大丈夫ですよ・・・」と言っていただけるような手厚い採用アウトソーシングサービスを追加料金などは一切いただかずにやっております!
サービス内容や対応職種などもお気軽にお問合せください。よろしくお願い致します!
社名 株式会社Bonos
URL https://bonos2017.com/
名前 小峯 一明
1984.6.21生まれ
役職 代表取締役
出身 静岡県袋井市
母校 専修大学
経験 人財業界13年
趣味 健全麻雀・パスタ屋巡り
最近 インコを2匹飼い始めた
今後 投資を学びたい
オススメ 手作りバナナブレッド