Professional No.58

人材不足に悩む全国の中小企業様へ

人材不足に悩む
全国の中小企業様へ

株式会社 ジェイライズ
統括部長 松永 康利 インタビュー
2021.9.15
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by
鳥居 賢一→記事

埼玉県所沢市に本社を構え、パソコンや家電のリユース/リサイクル事業・外国人人材紹介事業・ミャンマーでの職業訓練学校とリユース商品販売店舗の運営事業などを手掛けている株式会社ジェイライズ。本日は統括部長の松永康利様に外国人人材紹介事業についてお話をおうかがいしました。

――外国人人材紹介事業とはどのような仕事になるのでしょうか?

(松永)はい。人材不足に悩む事業者様とミャンマーやカンボジアなどの外国人人材をお繋ぎする事業になります。

――今はコロナ禍という状況ですが、御社の事業にもかなり影響があるんじゃないですか?

(松永)そうですね。当社は201910月に有料人材紹介事業の許可を取りこの事業を始めまして、当初はホテルや飲食店から「人材不足を解消する為に外国人を採用したい」とたくさんのご契約をいただけたのですが・・・
 翌年2020年に新型コロナの影響を受け出入国が難しくなってしまった事とホテルや飲食店が休業せざるを得ない状況になってしまった事で外国人人材紹介事業は続けるのが厳しい状況でした。

――事業開始すぐにコロナ禍になってしまったんですね・・・今もその状況は続いていると思いますが、現状どのように事業を継続させているのですか?

(松永)ホテルや飲食店は休業や時短営業により人材の採用は難しくなりましたが介護・建築・農業・製造業は、まだまだ人材が不足している会社が多いです。
 なので、今はその業界に向けて日本に既にいる技能実習生や留学生の帰国困難者をご紹介する事が多いです。

――その業種の中でも特に力を入れて人材を紹介している業種とかはありますか?

(松永)業種というよりも、事業規模がそれほど大きくはない会社への紹介に力を入れています。
 「大手より良い条件で雇えないから求人広告を出しても・・・」
 「少人数の採用だから人材紹介会社も動いてくれなそう・・・」
 「田舎の会社だから・・・」
 と新規採用を半ばあきらめてしまっている中小企業様に対して外国人人材を紹介し、事業を発展していってもらう事に「使命」を感じています。

――地方の会社へも人材を紹介しているんですね?ちなみに御社の営業エリアはどこからどこまでって決まっているんですか?

(松永)日本全国対応可能です。北は北海道の長万部から南は沖縄まで紹介実績があります。

――全国対応しているんですね!実際の事例も聞かせてもらえますか?

(松永)はい。九州の介護施設様の事例ですが・・・
 その施設では「求人広告や人材紹介などに頼んでも応募が集まらない」と長年に渡りお悩みでした。そんな中、当社の外国人人材紹介の広告を見てお問合せをいただき、4人のミャンマー人の採用と、その後の定着支援も当社で行う事となりました。
 採用前は言葉の問題など外国人スタッフに対して不安を感じてはいたようですが、実際に働きはじめると「漢字はまだまだだけど、仕事をする上では全く問題ないね」「ちゃんと現場を任せられる」と言っていただけました。
 数ヶ月後、お話を聞きに行った時には「今後、外国人人材でチームをもう一つ作りたいね!」と夢を語ってくれた時は本当に嬉しかったです。

当社はミャンマーで学校運営や店舗事業もやっているので、現地の文化や事情を加味した独自の「離職防止プログラム」を提供する事ができます。

――外国人人材を採用する上で会社側が気を付けないといけない点とかはありますか?

(松永)外国人人材を採用する時はほとんどの場合、就労期間が決まっている点です。なので、会社側はそれを踏まえて次の人材の受入など雇用計画を立てていく事が必要になります。

さらに、外国人人材に対しても就労期間トータルの給与計画を見せる事も途中退職などを少なくする上では重要になってくると思っています。

――他の人材紹介会社と比較して御社の強みは何ですか?

(松永)ミャンマーで学校(JPLヒューマンリソースセンター)を運営しているので、現地の不当なブローカーを挟まずに紹介をすることが可能な点です。
 そういった中間業者を出来る限り通さない事で一般的な人材紹介会社と比べて「紹介料を約半額」にすることが可能です。

(松永)さらに当社では人材を紹介するだけではなく、ご希望の会社様へは「人材定着支援」も行っている事も強みになります。
 「登録支援機関」として特定技能外国人の就労支援を行うだけではなく、現地の文化や事情に詳しい当社ならではの「離職防止プログラム」もご提供しています。

――新規顧客の獲得はどのようにしているんですか?

(松永)当社の広告を見た方からお問合せをいただく事が今までは多かったのですが、最近はお客様からご紹介いただく事が増えてきました。今後もご紹介がいただけるようないい仕事を一生懸命していきたいです。

皆様の周りで「人材不足で声にならない悲鳴を上げている会社」がありましたら、是非私にご紹介いただけると嬉しいです。全国どこでも対応します!

――会社の設立はいつですか?

(松永)2010年に義理の父と共に会社を設立しました。

――会社を設立した経緯も聞いて良いですか?

(松永)私自身は2004年にPCのリユース事業をメインとする会社を設立しまして、ミャンマーとカンボジアで販売店を5店舗運営しておりました。
 その事業を通して「現地の方に夢を与える事業をやりたい」と強く思うようになり、その自分が本当にやりたい事を実現させる為に作った会社が株式会社ジェイライズになります。
 さらに2011年に妻を代表として障がい者就労継続支援事業を行う株式会社きぼうファクトリーも設立いたしました。
 それから、2015年に最初に立ち上げたリユース会社は事業パートナーに譲りまして今に至ります。

――いろいろな会社の設立に携わっているんですね。

(松永)そうですね。今まで取引先やスタッフを始めとして皆様に助けてもらいながら、なんとかやってこられました。これから先の人生は皆様や社会に対して少しでも恩返しをしていければと思って日々仕事をしています。

――松永さんがお仕事をする上で大事にしている事は何ですか?

(松永)「フェア&シェア」という言葉を大事にしています。
 ミャンマーは社会の仕組み的にチャンスが少ないと私は感じております。なので、微力ながら現地の方に「夢を叶えてもらうチャンス」を作るお手伝いをしていきたいです。
 採用してもらう日本の会社様にも人材不足によって出来なかった夢や目標を達成していってもらえればと思っています。

――今後の展開はどうお考えですか?

(松永)先ずは取引先300社・就労人数1000人を目指して頑張りたいです。
 それから、ミャンマーの現地法人で設計等の仕事を請け負える形も作っていければと考えています。

――最後に一言お願いします。

(松永)外国人雇用に興味はあるけど不安を感じて「一歩踏み出せない方」は、是非一度お問合せ下さい。よろこんで無料相談や事例紹介をさせていただきます!

(松永)あと、人材不足により「声にならない悲鳴」を上げている会社は全国にたくさんあると思います。ですが、その声を拾い上げる手立てがまだ当社にはありませんので、皆様の周りでそういった会社がありましたら是非ご紹介いただけると嬉しいです。全国どこでも対応します!

社名 株式会社ジェイライズ
URL https://www.j-rise.com/
名前 松永 康利
   1969.2.18生まれ
出身 香川県
母校 高松北高校
趣味 バンド(ヴォーカル)
最近 BNI始めました
今後 ゴルフを始めたい
オススメ アイワ青果のスイカ

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