Professional No.72

お客様を守る保険セールス

お客様を守る
保険セールス

株式会社 エージェント・インシュアランス・グループ
本社営業部 吉村 徳司郎 インタビュー
2022.2.1
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by 肘井 哲也
→記事

保険コンサルティングセールス事業・保険代理店支援プラットフォーム事業・海外保険ブローカー事業を展開する株式会社エージェント・インシュアランス・グループ。本日は2021年12月に同社へ合流した吉村 徳司郎様にご自身の営業スタイルについてお話をうかがいました。

――まずは、吉村さんのお仕事内容について教えてください。

(吉村)当社で取扱う複数の保険商品の中から、お客様のニーズに沿って最適な保険をご提案する仕事をしています。
 いろいろなお客様に様々な保険をご案内させていただいてはおりますが、私は特に「法人向け損害保険」をご提案する機会が多いです。

――法人向けの損害保険って例えばどんな保険があるんですか?

(吉村)代表的なところで言うと、事務所や店舗の「火災保険」や社用車の「自動車保険」、事業活動における対人・対物事故、従業員とのトラブル、情報漏洩など、様々な損害賠償のリスクに備える為の各種「賠償責任保険」があります。

――法人向けにもいろんな保険があるんですね。

(吉村)そうですね。賠償責任保険だけでも色々な種類があります。
 例えば、飲食店での食中毒など製品・商品の事故に備える「生産物賠償責任保険」や、土木・建設・産廃業者様が多く加入されている「請負賠償責任保険」、施設や店舗での事故に備える「施設賠償責任保険」。さらに、従業員の事故やハラスメントなどにも特約で備えることが出来る「労災上乗せ保険」など様々な経営リスクに対応できる保険があります。

――ハラスメントとかの補償もあるんですね。そんな保険があるとは知らなかったです。

(吉村)そういった様々なリスクに備えることが出来る保険があるという事をご存じない経営者様も多いです。
 なので、私はその会社の現状に合った保険のご提案や情報提供をさせていただいております。

――吉村さんが提案や情報提供をする上で大事にしていることは何ですか?

(吉村)相手によって話を変えたりするようなポジショントークはせずに、誰に対しても「正直にお話しをする」という事です。
 お客様にとって耳ざわりのいいメリット部分だけを強調することはせずに、お客様が不利益を被らないようにする為のご提案をさせていただきます。

(吉村)さらに私は保険を通じて「お客様を守る」事が保険セールスの本質であると思っています。お客様に万が一のことが起きた時にしっかりと保険金を受け取っていただけるように、お客様に助言をしたり、保険会社と交渉をしたりする事こそが重要だと考えて仕事をしております。

――吉村さんみたいな方が担当者だと心強いですね!

(吉村)私はどんな保険に入るかと同じくらい「どんな人から保険に入るか」が重要だと思っていますので、そう言っていただけると嬉しいです。

――どのような保険セールスさんから保険に入ったほうがいいんですか?

(吉村)お客様が困った時に「何とかしてくれる人」だと思っています。
 もしトラブルが起きた時には、すぐに連絡が取れて正面切って対応する事が出来るように私は常に心掛けています。

お客様から「困った時には何とかしてくれる人」だと思っていただけるように日々活動しております。

――実際にトラブルが起きてしまった時の例なども聞かせていただきたいです。

(吉村)賠償責任保険に加入していただいた工事会社様の例をお話しします。
 その会社が請け負っていた下水道工事の途中に大型台風が来てしまいまして、作業は中断したのですが想像以上に増水してしまい、修理中の古い下水道管が壊れて水が漏れだしてしまいまして、近隣建物の地下3階部分が水没し、そこのテナントに入っていた会社やビルオーナーが工事会社に賠償を求めてきました。
 直ぐに私に連絡があり状況を確認の上、先方との話し合いに立ち会い、工事会社様への助言も行い、事実関係を精査した上で保険会社と交渉し、保険金を相手方に支払う事で解決をする事が出来ました。

――なにかが起きた時に誰に相談していいかわからない時ってありますよね。そんなリスクに対しての緊急連絡先が吉村さんになるってことですね!

(吉村)そうですね。私のお客様はなにかトラブルがあったら「まずは吉村に電話だ!」と思ってくれています。私もそれに答えるために常に携帯電話は出来る限り肌身離さず持っているようにしています。

――吉村さんは、なんでお客様の為にそこまでやっているんですか?

(吉村)保険セールスは、契約時にお客様からすぐに喜ばれるような仕事とはちょっと違うんですね。
 もちろん保険加入後に何も起こらないに越したことはないですが、何かが起きてその問題が保険によって解決した時、お客様に心から「ありがとう」と言ってもらえる仕事になります。
 なので、先ほども言いましたが保険セールスは販売することだけが仕事ではなく、保険を通じて「お客様を守る」という事が仕事の本質だと私は思っているので、何かが起きた時にこそ誠心誠意の対応をさせていただいております。

私を信じて保険に入ってくれたお客様をお守りする為に、何かが起こってしまった時にこそ正面を切って対応をしています。

――吉村さんが今の会社に入るまでの経歴も教えていただいてよろしいでしょうか?

(吉村)私はもともとIT系の人材紹介会社で転職エージェントをしておりましたがリーマン・ショックの影響を受け、2010年の2月に事業縮小に伴うリストラとなってしまいました。
 リストラされて意気消沈していた時に職業安定所で目についた求人票がたまたま「大手保険会社の代理店研修」だったので、応募したら合格したというのが保険業界に入るキッカケになります。その時は生きるのに必死で、あまり深く考えずこの仕事を選んだというのが正直なところです。
 その保険会社には2010年6月から入社して3か月毎の営業ノルマもなんとか全てクリアし、2013年8月に「あんしんマネージメント」という屋号で専属保険代理店を個人で開業しました。
 そして、2021年の11月に今の株式会社エージェント・インシュアランス・グループに合流したという経緯になります。

――「保険業界で仕事を続けていこう!」と思ったのはなにかキッカケがあったんですか?

(吉村)代理店研修のノルマ達成が厳しい時に、友人や知人にお願いして保険に入ってもらった事もありました。その時に「吉村が言うなら入るよ」と私を信じて保険に入ってくれた人を裏切りたくないという気持ちが大きいです。
 その時の気持ちが、今の「保険に入ってくれた人を守りたい」という想いにつながっているのだと思います。
 ただ、私自身は飛びぬけた能力がある訳でもないですし、私しか提案出来ないような保険商品がある訳ではありませんので、今も汗をかきつつ人一倍勉強しながら、この仕事をする意義を考えて日々の仕事をしています。

――今の会社へ合流したのは何故ですか?

(吉村)大きくは二つの理由があります。
 一つは、あんしんマネージメントの時は専属保険代理店なので1社の保険のみを扱ってきたのですが、他の保険会社の保険もご案内したい場面が多くなってきたので様々な保険が取り扱える代理店に移りたかった事。
 もう一つは、新型コロナの影響で個人代理店ではお客様へのバックアップが十分に出来ない可能性が高まってしまったので、体制を整備したかった事が理由になります。
 もちろんこの二つが備わっていればどこの代理店でもよかったわけではなく、エージェント・インシュアランス・グループのもつ「お客様の利益創出に最善を尽くす」という理念に共鳴したためです。

――今後の目標は何ですか?

(吉村)なるべく長く今の仕事を続けていきたいですね。
 その為にも普段から健康には人一倍気を付けていますし、仕事でストレスを溜めない為にも、うしろめたい営業などはせずに「正直営業」をしています。

――最後に一言お願いします。

(吉村)「とりあえず保険は入っているけど、どんな時に保険が貰えるのかわからない」という方。
 「補償されると思っていたが、なぜか保険金が支払われなかった」というご経験のある方。
 「〇〇を補償してくれる保険ってないの?」とお悩みの経営者様。
 そういった方は私までお気軽にご相談ください。お客様にとって本当に必要な保険を正確な内容で正直にお伝えします!

社名 株式会社
   エージェント・インシュアランス・グループ
URL https://a-gent.co.jp/
名前 吉村 徳司郎
   1967.11.26生まれ
所属 本社営業部
   本社営業部電話番号:03-6280-7813
   (直通:03-6659-8236)
出身 神奈川県湯河原町
資格 損害保険トータルプランナー
   AFP
   2級FP技能士
   健康経営エキスパートアドバイザー
経験 保険業界12年
趣味 トライアスロン
最近 2020年6月に結婚しました。
今後 茶道を習いたい
オススメ トライアスロン

 

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