2003年開業。広告・カタログ・パッケージ・雑誌・WEB・記者会見・スポーツ・映画、テレビのスチールなど様々な写真撮影を行っている関根写真事務所。本日は主宰の関根 孝様にお話をうかがいました。
――関根さんは日々様々な写真を撮影していると思いますが、その中でも特化しているジャンルとかってあるんですか?
(関根)僕は特定のジャンルに力を入れるという事はやっていなくて、“オールジャンル”の撮影が出来るという事にこだわりを持ってやっています。
――関根さんは“何でも対応が出来る”という事に特化しているカメラマンという事なんですね!
(関根)そうですね。業界ではグラビア・スポーツ・料理・建物など一つのジャンルに特化しているカメラマンも多いのですが、僕はいただいた仕事は基本的には全部請けられるように今までやってきました。
そのオールジャンルの撮影をしてきた経験と実績を基に一部例外はありますが、“ありとあらゆる現場や写真に対応ができる”という事が当事務所の強みになります。
――ありとあらゆる現場と言いますと、例えばどんな撮影現場があったりするんですか?
(関根)例えば、工場・工事現場・研究所とかの普段入れないような所で、初めて目にするような特殊なものを撮影する場合には、様々なジャンルを撮ってきた経験が生きてきます。
そういった特殊なものの撮影でなくても現場によって撮影方法は毎回変わってきますので、その状況や被写体に応じた写真を撮る為の構図やライティングの引き出しが多ければ多いほど良い写真を撮ることが出来ると思います。
――カメラマンって現場での対応能力が重要な仕事なんですね。
(関根)そうですね。その場その場で臨機応変に対応する事が多い仕事になります。
著名人の取材でインタビュー時間が20分しかないという現場では、初見の取材場所でデザイナーと打ち合わせをしながら、ライティングや背景などの設備を素早く組んで、文中と表紙に使用できる写真を撮って時間内に撤収まで完了させる。なんて事も多々あります。
――要は「難しい現場でも関根さんに頼めば何とかしてくれる」って事ですね!
(関根)そう思っていただいている方の期待に沿えるように今後も頑張っていきたいです!
オールジャンルの撮影をしてきた経験と実績を基に一部例外はありますが、“ありとあらゆる現場や写真に対応ができる”という事が当事務所の強みになります。
――関根さんに写真をお願いしたときの基本的な流れも教えてください。
(関根)基本的な仕事の流れとしましては・・・
1、ご依頼いただきましたら撮影の目的・撮影時間・どういう感じで撮るのかをざっくりヒアリングさせてもらいます。
2、下調べが出来る場合はさせてもらいますが、基本的には当日現場で撮影方法を決めていきます。
3、テスト撮影→本番
4、必要に応じて、合成や不要なものの消去など写真の加工をします。
5、大体1週間程度でデータを納品。(最短翌日納品)
となります。
――いつも集客はどのようにしているんですか?
(関根)今までの人脈からのご依頼や、そこからのご紹介だけでやっています。
――ちなみに一般の方の記念撮影とかもやっているんですか?
(関根)もちろんやっていますよ!
お子様の七五三や記念日の撮影もしますし、社長さんや学生さんのプロフィール写真とかの撮影もやっています。
――撮影料金ってどんな感じなんですか?
(関根)目安としては1時間あたり1万円~になります。
ですが、現場の状況や責任度合いで料金も変わってくるので詳しくはお問い合わせいただけると嬉しいです。
写真の事でお困り事や分からない事がありましたら、何でも気軽に関根までお問い合わせください!
――今の事務所を立ち上げるまでの経緯も聞かせてください。
(関根)僕は高校生の時にプロのカメラマンになろうと思い、卒業してから写真の専門学校に入学しました。
専門学校で写真についての勉強をしながら、プロになる為にはどうすればいいのかを色々自分で調べた結果、当時活躍しているプロの方が歩んできた経歴が「スタジオアシスタント→プロに弟子入り→プロカメラマン」というルートが多いという事が分かり、1989年に専門学校を卒業した後、僕はレンタルスタジオ(写真スタジオ)に就職しました。
そして、スタジオアシスタントとして仕事をしながら、思惑通りたくさんのプロカメラマンとも出会う事が出来まして、1991年に佐々木敏晴師匠に弟子入りをしました。
その後、写真がフィルムからデジタルに移行していた2003年に師匠から「いい加減独立しろ!」と言われ、四谷に今の事務所を借りて独立したという経緯です。
――なんで高校生の時にプロのカメラマンになろうと思ったんですか?
(関根)僕はお爺ちゃん子だったんですが、そのお爺ちゃんの趣味がカメラでして、中学生の頃に色々教えてもらった事がキッカケで写真が大好きになったんですが・・・そこからプロになろうと決めたキッカケは机に向かって勉強をしたくなかったからですかね(笑)
――たくさんのプロカメラマンの中から師匠を選んだのは何か決め手があったんですか?
(関根)佐々木師匠が一番優しかったからです(笑)
――師匠の影響でオールジャンルの撮影をするようになったんですか?
(関根)そうですね。師匠もオールジャンルの撮影をするタイプのカメラマンだったので私もそのスタイルを目指しました。
――関根さんが仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
(関根)クライアントだけではなく、広報・編集・デザイナー・ライターの方など撮影に関わる人全てがWIN・WINで終われるように現場の雰囲気づくりやコミュニケーションを大切にしています。
――今後の目標は?
(関根)僕の夢は一生プロカメラマンでいる事なので、体が動く限り長くやっていきたいです。
その為に、体を鍛えたり、新しい機器も扱えるように勉強したり、好奇心を持って色々な事にチャレンジしたり、そんな毎日を積み重ねていければと思っています。
それと、本当に人に恵まれてここまでカメラマンとしてやってこられたので、支えていただいている方々への感謝を忘れずに今後もやっていきたいですね。
――最後に一言お願いします。
(関根)「カメラマンの知り合いがいない」という経営者さんや広報さん。
「現場を上手くまわしてくれるカメラマンいないかな・・・」と思っている編集者さん。
「子供の七五三や自分のプロフィール写真をプロにお願いしてみたい!」という方。
写真の事でお困り事や分からない事がありましたら、何でも気軽に関根までお問い合わせください!