Professional No.77

五角錐経営プログラム

五角錐経営プログラム

鳥海公認会計士事務所
代表
鳥海 一哉 インタビュー
2022.3.9
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by 森 康一郎
→記事

2005年設立。売上アップ支援、業務効率化支援、スタートアップ支援、リアルタイム会計導入支援、株式上場支援、経営セミナー・コンサルティングサービス事業を展開している鳥海公認会計士事務所。本日は経営セミナー・コンサルティングサービスで提供している「五角錐経営プログラム」について代表の鳥海一哉様にお話をうかがいました。

――早速ですが、五角錐経営プログラムって何ですか?

(鳥海)私が今まで見たり聞いたり携わってきた600以上の経営事例を分析して、経営の基本となる理論や法則を体系化したものです。
 分かりやすく言うと「経営の取扱説明書」になります。

――なんで「五角錐」なんですか?

(鳥海)結果として五角錐の形状になっただけです。経営を「ヒト・情報・モノ・カネ・企業風土」という5つの経営資源を角にした五角形で表し、その経営の土台を「経営・人・自然」という三層構造で表現しています。この形に当てはめると、業種、規模、国や地域などを問わず、あらゆる経営に関しての共通の理論を説明することができます。
 5つの角にある経営資源は、ヒト→情報→モノ→カネ→企業風土(→ヒトに戻る)という順番が決まっていて、経営資源をこの順番に回していくことによって、経営そのものを上手く回せるようになります。経営状態が悪い時も、どこが良くないのかを分析でき、理由と対処法を説明することが可能です。
 3つの階層は下から、自然→人→経営という順番になっていまして、「自然」は物理・化学・生物等の人がコントロールできない原理原則、「人」は生活や歴史・文化・宗教等、「経営」は経済・法律を含む社会科学というように、階層を分けて考えていきます。

――全部説明が出来ちゃうんですか?すごいですね!

(鳥海)はい。考えられるすべてのことについて理論的に説明ができるよう10年かけて徹底的に仮説と検証を繰り返してきましたので、自信を持って五角錐経営プログラムを提供しております。

――五角錐経営プログラムを導入した経営の実例も聞いていいですか?

(鳥海)はい。税理士法で規制がある中、WEB広告を出しても効果はあまりなく、今後売上を伸ばしていくにはどうすればいいかお悩みだった税理士法人の方に導入していただいた事例をお話しします。
 ざっと説明しますと、その税理士法人の主なサービスである税務顧問に対し、もう少し具体的にどのようなニーズがあるのか徹底的に情報収集した結果、「税務調査で困ったことがある会社」があることが分かりました。そこで、税務調査を省略できる「書類添付制度」を活用したマーケティングスキームをつくり、それによって広告方法を変え、結果として売上を伸ばすことができました。

 この事例を五角錐経営プログラムに照らして解説すると、サービスは「モノ」、WEB広告はモノを「カネ」に変える手段、ニーズの調査は「情報」、そして私が「ヒト」になります。
 その税理士法人はヒアリングの結果、ニーズ調査(情報)が不足していたので私(ヒト)がその情報を収集・提供することによって、サービス内容(モノ)を変化させ、売上(カネ)が伸びたということになります。
 この事例の次の課題は、私がいなくても情報を取得できるようにヒトの部分を強化することです。そのヒトを強化するためには企業風土を改善していく・・・といった具合に「現状、どこに時間とお金をかけるべきか」を明確にして経営を回していくことができます。

――なるほど!会社の抱えている問題や課題点をどう解決していけばいいかの考え方が分かるんですね!

五角錐経営プログラムとは、600以上の経営事例を分析して経営の基本となる理論や法則を体系化した「経営の取扱説明書」です。

――五角錐経営プログラムを企業に導入していく流れとしてはどんな感じですか?

(鳥海)基本的には・・・・
1.まずは、1時間の無料相談を行っています。
2.そこから、「面白そうだから深く学んでみたい」という方にはセミナーを開催しております。
3.さらに、「その理論を実践するためのコンサルをしてほしい」という方には、まずは55,000円~/月で3ヶ月の顧問契約をさせていただいて、期間終了時に継続するかをお互いに決めていく。
 という流れになります。

――無料相談は具体的な悩み相談でもOKなんですか?

(鳥海)もちろん大丈夫ですよ。無料相談で問題解決の方向性をお示しすることができますので是非ご相談ください。

――もうそれって無料コンサルティングサービスですね!

(鳥海)確かに無料相談だけでご満足していただける方も多いですね(笑)私としても五角錐経営プログラムを世の中に広げていくことが一番の目的となりますので、無料相談だけでも大歓迎です!

――セミナーは有料になるんですか?

(鳥海)そうですね。マスターコースは、12時間(3時間×4回)+個別相談で330,000円となっております。手元に資料が手に入りますので、これにご自身の事例や気付きを書き加えていくとオリジナルの教科書ができあがります。他にもベーシックコースとして2時間 5,500円/人(10名以上)で開催をしております。

――顧問契約をするとどんなことをしてくれるんですか?

(鳥海)自社で経営を理論的に回していけるように、定期的に客観的な目線で見て問題があれば軌道修正をしていきます。
 さらに、5角形の中の「情報→モノ」の部分は私の得意分野なので、具体的なアドバイスを行ったり他の不足している部分に関しても必要に応じて実績のある外注先や提携先のご紹介をしたりしています。

――ちなみに五角錐経営プログラムって他の経営コンサルとか経営本とかと競合したりするんですか?

(鳥海)五角錐経営プログラムは事業規模・国・地域・業界・業歴を問わず経営の原理原則を示すものになりますので、他に代替できるものはありません。と言いますか、万能に使えるものがなかったので自分で作ろうと思ったわけです。したがって、他のサービスと競合することはないですね。
 さらに言うと、他社様のやっているコンサルやマネージメントは五角錐経営プログラムの中の一分野に特化したサービスとなります。例えば、組織マネージメントに関しては「企業風土→ヒト」の部分に該当しますし、マーケティング戦略は「情報→モノ→カネ」の部分に該当してきます。
 ですので「現状どこに時間とお金をかけるべきか」を五角錐経営プログラムを通じて知っていただいた上で、必要に応じてコンサルサービスを受けたり、経営本で成功事例を学んだりして経営を回していってもらえればと思っています。

経営に関してお悩みの方は1時間の無料相談をまずは是非お試しください!五角錐経営プログラムで問題解決の方向性をお示しすることができます。

――鳥海さんの経歴と五角錐経営プログラムが出来た経緯も教えてください。

(鳥海)私は1993年に大学卒業後、公認会計士試験に合格し監査法人に入所しました。そこでは監査業務や株式上場、M&Aの支援業務を通じて多種多様な業種に携わらせていただきました。
 その後、2001年に金融業の財務部へ転職して収支管理、金融デリバティブ取引のディーラー、会社全体のリスクマネジメント業務を経験し、2005年に友人と共に知的財産の実用化支援と財務コンサルティングの2本柱で独立しましたが、2010年にその会社からはドロップアウトしました。
 それから第2創業を経て2012年に上場企業の取締役に就任したのですが、社内トラブルに巻き込まれ2013年に辞任しました。
 そして、2005年頃から10年間続けていた経営の事例研究をまとめ上げ、2015年に五角錐経営プログラムを完成させました。

――すごい経歴ですね!ちなみに最初の会社を辞めたのはなぜですか?

(鳥海)29歳の時に突然 難治性肝炎に罹ってしまい、治療手段もなく死を覚悟したことで監査法人を退職しました。退職後はアメリカへ放浪の旅に出かけまして、半年後にお金を使い果たして日本に帰ってきたのですが、何故か奇跡的に自然治癒していました!
 治って良かったのですが、貯金も使い果たして収入もゼロになってしまったので、帰ってきてからはしばらく実家に迷惑かけましたね(笑)

――それは大変でしたね・・・ご友人と始めた会社は何でドロップアウトしちゃったんですか?

(鳥海)今度は鬱になっちゃいました。
 その会社を始めた時、私は「お金は神様」だと思っていたのですが、様々な事業が上手くいって実際にお金を得た時に「そうではない」と気づいてしまい、お金に対する価値観が180度変わってしまったことで鬱になり辞任しました。 

――いろいろあったんですね・・・上場企業の役員を辞任したのはなぜですか?

(鳥海)詳しくはお話しできませんが、私の地位や名誉に対する欲が招いた結果だと思っています。この経験で地位や名誉に対しての欲もなくなりましたね。

――経歴だけ聞くと華やかですが、相当苦労されていますね・・・

(鳥海)人生良いことだけじゃないですからね。プライベートでも、離婚を2回経験していますし(笑)

――地位も名誉も金も要らなくなった鳥海さんが現在仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

(鳥海)BtoBやBtoCではなく現在は「StoS」をテーマに仕事をしています。
 StoSとはSmile to Smile(スマイル トゥー スマイル)のことでして、笑顔と笑顔を結ぶお手伝いをしていきたいと本気で思っています。

――今後の展開はどのようにお考えでしょうか?

(鳥海)まずは、現在行っているセミナー事業や顧問事業、自分自身で手掛ける新規事業を通じて五角錐経営プログラムの事例を増やし、理論の実証をどんどんしていきたいです。
 さらに、五角錐経営プログラムの発展型として「スモールビジネスライブラリー」というサービスを2022年の春にオープンします。さまざまな経営課題や諸問題をいちいち外部の専門家に頼まず、自分で解決できるようにするための「各種専門家による3分動画」を集めたサイトになるので是非ご期待いただければと思います。

――「五角錐経営を世の中に広げていくことが一番の目的」とおっしゃっていましたが、最終目標とかはあるんですか?

(鳥海)ノーベル経済学賞ですかね(笑)
 それは冗談ですが、それくらい自信を持っている理論なので経営や経済にとって必要不可欠なものになってもらえたらと思っています。

――最後に一言お願いします。

(鳥海)
「経営課題があるけど相談先がない・・・」
「どうやって会社を発展させればいいんだろう・・・」
「人が集まる会社にしたいけれど、まずはどうすれば・・・」
「新規事業を始めたが、なかなか上手くいかない・・・」

 と悩んでいる経営者様は五角錐経営プログラムを使った1時間の無料相談をまずは是非お試しください!

社名 鳥海公認会計士事務所
   一般社団法人五角錐経営支援協会
URL     https://keiri-style.com/
名前 鳥海 一哉
   1971.3.3生まれ
役職 代表
出身 北海道旭川市
母校 中央大学経済学部経済学科
経験 監査法人6年
   金融業4年
   会社経営17年
   五角錐経営プログラム8年
実績 ■現任の顧問/取締役/監事/理事等
   ・一般社団法人五角錐経営支援協会
   ・株式会社東京フェリストレード
   ・ナノブリッジ・セミコンダクター株式会社
   ・特定非営利活動法人八甲田自然塾
   
・医療法人社団相心会
   
・宗教法人観音寺
   
・一般社団法人総合衛生対策協会
   
・株式会社OREVE
   
・株式会社Protect ONE
   
・株式会社ソフィクリエードゥ
   
・日本電気株式会社
   
・株式会社さくら酒店他

   ■五角錐経営プログラムセミナー
   ・全国のべ690名以上の参加実績
   ※2022.3.9現在
趣味 数学
最近 ダイエットをしています
今後 スノースクートを再開したい
オススメ ・株式会社東京フェリストレードの
    商品提案代行サービス
   ・リアルタイム会計

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