――ZEZEHIHIを始めるまでの経緯も聞きたいです。

（奥山）私は大学を卒業して新卒でマスコミ業界に入社した後、家業の金具メーカーに入ったのですが性に合わずにすぐ辞めてしまいまして・・・28歳の時に大手テーマパークの業務委託で働きながら、掛け持ちで大手家庭教師会社の業務委託も始めました。
　当時は会社からの紹介先で普通に勉強を教えていたのですが、そこで今でもお付き合いさせていただいている恩人の方と出会いまして、個人的にも家庭教師先を紹介していただけるようになりました。
　仕事を受けた先で勉強以外の様々なご要望や相談事にも応えていくうちに、結果と共に評価をしていただけるようになり、たくさんのご紹介をいただけるようになりまして、1年間の予定が全て埋まってしまうようになり・・・
　そして、私独自のやり方で喜んでもらえる家庭をもっと広めていきたいという想いから、2020年に塾講師のプロ中のプロだった同級生を口説き落とし、一緒にZEZEHIHI赤坂教室を立ち上げました。
　そして翌年の2021年には岩本町教室も始め、今では主要科目は全教科対応、講師15名体制で110人の塾生に教えています。

――なんで、勉強を教える事以外にご家庭のいろんな相談とかにも乗るようになったんですか？

（奥山）個人的に家庭教師先を紹介してもらえるようになった時に、マスコミ時代の上司から「お前の考え方は普通じゃないけど、貫いてみた方がいいよ」と言われたことがキッカケで、何か肩の荷が下りた感覚になりまして・・・それから自分がいいと思う方向にどんどん進んでいき、今のスタイルを確立しました。

――最初にマスコミ業界に入ったのはなんでなんですか？

（奥山）エンターテイメント業界で「人に喜んでもらえる仕事」がしたかったからですね。その後、テーマパークで仕事をしたのも同じ理由です。

――その業界から今の教育業界に飛び込んだのは何故ですか？

（奥山）最初は生活の為というのが正直なところですが、自分自身も中学受験を経験していたので、なにかしらお役に立てると思って始めました。
　始めてみたら勉強を教える仕事は私に向いていたようで、予想以上に結果がでて子供や親御さんにも喜んでもらえたので、これを仕事にしていこう！と思いました。

――勉強の教え方のコツみたいな事もあるんですか？

（奥山）勉強って基本はしたくないですし、苦しいものなんですよね。なので、それを前提に「耐える方法」を伝える事。さらに、それを自主的に継続が出来るように魔法をかけてあげる事が出来るようにいつも心掛けて教えています。

――どんな魔法をかけるんですか？

（奥山）そこは、子供によりますし一朝一夕では出来ないところなので個別にご相談ください。

――奥山さんが仕事をする上で大切にしている事はなんですか？

（奥山）「是々非々」で子ども目線でも親の味方でもなく、中立の立場で良いものは良い、悪いものは悪いで判断して指導を行う事を大切にしています。

（奥山）あと、小中学生の子供のエネルギーの供給減は「ママ」である事が多いので、そのママの自己肯定感を上げるという事も大切にしています。ひいてはそれが日本を元気にする一番の方法であると言っても過言ではないと本気で思って取り組んでいます。

――今後の展開は？

（奥山）もっと喜んでくださる家庭を増やしていきたいです。オンライン教室は全国対応しているので今年（2022年）中には15都道府県にまでエリアを拡大していきたいのと、国外にいる日本のママの教育相談依頼も増えているので、そちらも拡大していきたいと考えております。
　ただ、今のペースで生徒が増えていくと確実にキャパオーバーしてしまうので、当社の「受験プランナー」を増やすスピードを上げていく事が喫緊の課題です。

――最後に一言お願いします。

（奥山）「地元に良い塾がない」
「今の塾と馬が合わない」
「教育について相談できるところがない」
　など、お悩みがある方。そのモヤモヤを解消しませんか？具体的な相談でなくても大丈夫です。相談は無料で売り込みもしませんのでお気軽にご相談いただければ幸いです。

（奥山）あと講師も募集しているので、
・教育に熱い想いがある塾講師や大学生の方
・学生時代に家庭教師の経験があるママさん
は、是非一度お話しをする機会をいただければ嬉しいです。