Professional No.88

ヒプノセラピーとは

ヒプノセラピーとは

セラピールームEureka
ヒプノセラピスト
竹田 瑠美香 インタビュー
2023.2.22
Interviewer 川崎 浩平(→記事
Nominated by 水井 久美
→記事

 2022年7月より千葉県柏市のサロンやオンラインにて、ヒプノセラピーを行っている竹田瑠美香さん。 本日はヒプノセラピーとは「どんな事をするのか」「どんな効果が見込めるのか」について詳しくお話をうかがいました。

――早速ですが、ヒプノセラピーって何なんですか?

(竹田)ヒプノセラピーは日本語で「催眠療法」と呼ばれます。
 具体的に言いますと、その方の幼少期や胎内期、トラウマや生まれ持つ人格など、自分では普段意識する事が出来ない潜在的な意識を引き出し、本人が向かいたい方向へ導いていく「潜在意識のコーチング」になります。

――なるほど!催眠療法なんですね。昔からあるもんなんですか?

(竹田)そうですね。ヒプノセラピーは紀元前からあるものでして、1950年代にイギリスやアメリカで有効な治療法として認められるようになり、1980年代にはアメリカの精神科医が出版した本がベストセラーになったことで広まりました。

――海外では割とポピュラーなんですね。

(竹田)そうですね。日本だとまだまだ「怪しい」と思われる方が多いですが(笑)

――で、どんな流れでやるんですか?

(竹田)当日のセッションの流れとしましては・・・

1.顕在意識(普通の状態)でカウンセリングを行い「○○を解消したい」などのテーマを決めます。あえてテーマを決めなくてもOKです。
2.横になり、ハンカチなどで目隠しをしてリラックスしてもらいます。
3.質問をしながら催眠誘導を行い、潜在意識で受け答えをする状態を作ります。
4.潜在意識の中で、「普段では思い出せない記憶」や「言葉にしてこなかった感情」を呼び起こして「今どうしたらいいのか」に自分自身で気付いてもらいます。
5.目隠しを取って座った姿勢になってもらい、催眠状態を戻します。
6.答えた内容の「振り返り」をすることで自分自身が出した答えに対して、より深く納得をしてもらいます。
 といった感じです。ちなみにサロンにお越しいただいてもいいですし、ZOOMでも行う事が出来ます。

――自分自身の潜在意識で問題を解決する感じなんですね・・・なるほど!まさに「潜在意識のコーチング」ですね。

(竹田)そうですね。つらかった感情とかを呼び起こして、「何故つらかったのか」「本当はどうしたかったのか」を質問する事で、自分自身が腹落ち出来る言葉で「今どうしたらいいのか」に辿り着いてもらいます。

――催眠状態の時の記憶もあるんですか?

(竹田)ちゃんとありますよ。潜在意識で受け答えしている時の感覚としては、朝方に寝ているようで起きているような「まどろみ」の状態になりますので、顕在意識もあります。
 ただ、その状態だと受け答えの記憶を忘れやすいので、忘れない為に顕在意識に戻ってから振り返りをして記憶を定着させます。

――催眠誘導ってどんな感じでやっていくんですか?

(竹田)じゃあ、さわりだけやってみましょうか。質問に答えていってください。

――了解です!

(竹田)昨日の夕ご飯はなんでしたか?

――・・・焼肉を食べました!

(竹田)どこで?

――家の近所の焼き肉屋です。

(竹田)何人で行ったんですか?

――ひとりで行きました。

(竹田)他にお客さんは何人いましたか?

――自分だけでしたね。5時の開店と同時に入ったので。

(竹田)なんで焼肉にしたんですか?

――家族が出かけていたので、久しぶりに1人で外食でもしようかと・・・

(竹田)お店に行ってどんな気持ちになりましたか?

――お酒を飲むのも久しぶりだったので凍ったジョッキでビールが着た時は「キタキタ~!」って気持ちになりましたね。

(竹田)そのキタキタ~!って気持ちは他でも感じたりしたことありますか?

――ん~昔、営業の管理職だった時に部下から「お申し込みをいただきました!」って電話で報告があった時の「キター!」に似てるかもです。

(竹田)・・・という風にその時の感覚や感情を鮮明に思い出してもらって、普段では思い出せないような潜在意識の記憶まで辿っていきます。

――すごい!今のやりとりだけでも既に普段思い出さない記憶をちょっと思い出しちゃってます!

(竹田)そうですね。これをリラックス状態でやって、さらに深掘りをしていく感じです。

「潜在意識」という普段自分では触れる事の出来ない意識で受け答えをしてもらい、悩みを自己解決できるように導いていきます。

――セッションは1回でどのくらいの時間やるんですか?

(竹田)2時間半から3時間くらいです。

――ちなみにセッション1回で効果がある感じですか?通わないと効果がないとか?

(竹田)別のテーマで受けたいという方は2回3回という場合もありますが、基本的には1回で完結します。

――1回おいくらなんですか?

(竹田)今はサロンをオープンして間もないのでモニター料金15,000円※でやっています。

※取材時の料金となりますので今の料金とは異なる場合も有ります。

――どういった方がヒプノセラピーを受けられる事が多いんですか?

(竹田)いろいろな方がいますが、多いのは「自己肯定感が低い方」ですかね。ヒプノセラピーを受けていただくと自分との向き合い方が変わってきますので。
 あと、単純に「楽しそうだから」と受けに来る方も多いですね。

――実例も聞いてみたいです。

(竹田)プライベートな事になるので詳細はお話しできませんが・・・
 30代の女性で部下との人間関係に悩んでいるという“Aさん”からセッションの依頼がありまして、まずはカウンセリングで詳しく話を聞くと・・・Aさんはいつも部下についつい言い過ぎてしまい「あんなこと言わなきゃよかった・・・」という事を何回も繰り返していたので「そんな自分を変えたい」とお悩みでした。
 Aさんは最初ヒプノセラピーで悩みが解消するのか半信半疑のようでしたが、催眠誘導からどんどん深掘りをしていくと、幼少期の経験から自分自身を大事に出来ていなかった事に気付き、「自分を大事にする事で余裕が生まれ、他人にも必要以上にきつく言う事が無くなる」という解決方法を自分で探し出すことが出来ました。
 Aさんは悩みが解消されて毎日元気に仕事が出来ているようで、たまに悩んでいる部下の方も私に紹介してくれたりしています。

――ちなみにAさんは、どうやって竹田さんを知ったんですか?

(竹田)前にセッションした方からのご紹介です。その方がAさんと食事に行った時に悩みの相談を受けてヒプノセラピーをお勧めしてくれたみたいです。

――普段はどのように集客しているんですか?

(竹田)ご紹介とSNS(Twitter・Facebook)からですが、SNSは更新をさぼり気味なのでほとんどがご紹介ですね。

「職場の人間関係で悩んでいる」「何をしていいか分からない」「自分を変えたい」「子供の不登校の原因が分からない」という方などにヒプノセラピーでお役立ちが出来ます。

――竹田さんはいつからヒプノセラピストをやっているんですか?

(竹田)2021年の4月頃から始めて、2022年の7月にセラピールームEureka(エウレカ)をオープンしました。

――ヒプノセラピーをやる前は何をしていたんですか?

(竹田)秋葉原で通信端末の卸事業をフランチャイズでやっていました。その前は理学療法士です。

――ヒプノセラピーを始めたキッカケは?

(竹田)フランチャイズ事業をやっていた時、人を蹴落としたり騙しあいみたいな事をしたりするような業界だったので精神的に病んでしまいまして・・・で、もともと好きだった占いにはまってしまい・・・3日に1回いくようになり・・・
 そんな中、私がSNSでフォローしていた漫画家さんが突然「前世療法」のマンガを描き始めたんです。それを読んで興味が出て一回試しに受けに行ってみたら、一発で私の悩みが解決しちゃったんですね。
 それから、ヒプノセラピーの先生に習うようになり、身内や友人に協力してもらいながら技術を身につけ、まずは副業として始めまして、2022年の7月にフランチャイズ事業を完全に辞めてセラピールームEurekaをオープンしたという流れになります。

――前世療法?それもヒプノセラピーなんですか?

(竹田)そうですね。先程からご説明しているやり方以外にもヒプノセラピーにはいくつか種類がありまして、自分の前世に会いに行く「前世療法」、故人と話す「再会療法」、こうなりたいというイメージを引き寄せる「未来療法」などがあります。
 ご希望があれば私のセッションでも行っていますよ。

――それを聞くと結構スピリチュアル的な感じが強くなりますね。でも楽しそう!

(竹田)そうですね。私も初めは怪しいなと思っていました。でも、当時の私は占いに3日に1回通っていたくらい病んでたんで(笑)

――そんな竹田さんが仕事をする上で大事にしている事は何ですか?

(竹田)すべて「おかげさま」だと思って仕事をしています。利益ももちろん大事ですけど「人の為になるかどうか」「人に喜んでもらえるかどうか」の方が重要だと思ってこの仕事を始めました。

――今後の展開としてはどのようにお考えですか?

(竹田)日本でも「ヒプノセラピー」という言葉が一般的になって欲しいです。
 海外では精神科の病院には普通に併設している事も多く、生活の中で当たり前にあるものなので、日本でも「エステに行った」「占いに行った」とか「焼肉に行った」と同じように「ヒプノセラピーに行った」と当たり前に言えるようになるといいなと。その為に自分でも漫画を描いてSNSで発信していこうと思っています。

――最後に一言お願いします。

(竹田)「職場の人間関係で悩んでいる」
「何をしていいか分からない」
「自分を変えたい」
「子供の不登校の原因が分からない」
 という方にヒプノセラピーはお役立ち出来ます。潜在意識という普段自分では触れる事の出来ない意識に触れる事で自己解決に導いていきます。
 もちろん、純粋に占いやスピリチュアルが好きな方も大歓迎です!

今年(2023年)の6月まで「記事見たよ」と言っていただければ3,000円引きでやらせていただきます!よろしくお願い致します。

店名 セラピールームEureka(エウレカ)
URL therapyroom-eureka.com
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名前 竹田 瑠美香
出身 新潟県胎内市
資格 理学療法士
   認定セラピスト
   (日本臨床ヒプノセラピスト協会)
実績 セッション数のべ200人以上
趣味 ギャンブル全般
   酒
   釣り
   イラスト制作
   クロスバイク
最近 夫婦で料理を習い始めた
今後 ポーカーをやりに海外に行きたい
オススメ 腸活
   菌活
   ファスティング

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